まるでリゾートホテル!おしゃれな家の建築実例 17 選
「マイホームを建てるなら、リゾートホテルのような家にしたい」「リゾート感のある家で、週末は家族との時間を楽しみたい」
このように、リゾートホテルで体感するようなリラックスできる空間をマイホームに取り入れたいと思う方も多いでしょう。
建築のデザイン次第では、リゾートホテルのような優雅な空間は作れます。そこで今回は、建築家が手がけたおしゃれなリゾート風住宅の建築実例を紹介します。
ぜひ、本記事からお気に入りの住宅デザインを探してみてください。
1. リゾート感のある家!住宅デザインのポイント
理想のマイホームを建てるには、好きなテイストの建築実例をみてイメージを膨らませるのが一番です。まずは、住宅のメインとなるリゾート風の LDK を作るポイントをみていきましょう。
1-1. LDK に色を取り入れて鮮やかに
南国リゾート風の家にするには、LDK のインテリアに色と植物を取り入れましょう。 紫や黄色といった鮮やかな色は、エキゾチックな雰囲気を演出します。
白と木目を基調とした建築デザインとすることで、ヴィヴィットカラーのインテリアが映えますね。
観葉植物を、インテリアにふんだんに取り入れているのもポイントです。若々しい緑色を持つ植物は、部屋にリラックスした雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
1-2. 生活感を出さない
リゾートのような家にするには、生活感を出さないこともポイントです。あえてキッチンを対面にしないという方法で、ホテルライクな空間を作った LDK を紹介します。
実は、木目の壁の向こう側にあるのは、キッチンです。一間続きであるため LDK の使い勝手は保ちつつも、家電や生活雑貨がリビングからは目に入りません。
キッチン壁を天井まで作らないことで、高窓から入る光をリビングに取り込んでいます。大谷石であしらった壁が、リビングに高級感をプラスしていますね。
デザイナーズホテルのようなリビングで、週末時間をゆったりと過ごしたくなる住宅です。
1-3. 吹き抜けを取り入れる
リゾート感を出すには、リビングに吹き抜けを取り入れてみましょう。LDK を吹き抜けにしたペンション風のリゾート住宅を紹介します。
家の中心に、薪ストーブを置いているのもポイントです。薪が燃える炎の灯りを眺めていると、リラックス感を得られる人も多いのではないでしょうか。薪ストーブは、吹き抜けの大空間には相応しい暖房器具です。
木の温かみを感じる、ペンションのような非日常感を味わえるリゾート風の住宅ですね。
1-4. 間接照明を取り入れる
リビングをリゾート風にするには、間接照明を取り入れてグッとリラックス感を出すのはいかがでしょうか。照明の演出一つで、リビングがワンランク上の空間に仕上がります。
壁掛けの TV 壁につけた石材やフローリングのツヤが、ラグジュアリー感をプラスしていますね。ゆったりと大きめのソファで、リラックスして過ごせそうな高級リゾート風の LDK です。
1-5. 室内緑化でリゾート風に
リゾート風の非日常感のある家を建てるなら、建築家にデザインをお任せしてみてはいかがでしょうか。建築家のアイデアで、心地よい緑が溢れる室内庭園を取り入れた住宅を紹介します。
右手にはクローゼット、奥には水廻りが広がる大きな一間続きの居室空間です。天井から差し込む光が木漏れ日となり、心地よく室内に広がっていますね。
建築家の手にかかれば、これまでの住宅とは一線を画したあなだたけのリゾート風住宅をデザインしてくれることでしょう。
1-6. 窓を大きく取り開放的に
リゾート風の別荘を作るときは、窓を大きくするのもポイントです。ガラスをふんだんに使った平家の別荘を紹介します。
大きなガラス窓で開放感を出しつつも、外構に高い塀をつけているためプライバシーは確保されています。まるでオブジェのように美しい形のバスタブは、リフレッシュしたい日に相応しい浴槽です。
間接照明をうまく使い、昼も夜も落ち着きのある空間を演出したおしゃれな LDK です。
1-7. ロケーションを活かす
住宅でリゾート感を出すには、海や川などに面した立地でロケーションを活かす方法があります。次に紹介するのは、海を臨む方向に大きな窓をつけた住宅です。
LDK から海の方向に床が一段低くなっているのも、視界が広がってみえるポイントです。2 階の手すりにシンプルなデザインを選んでいるため、オーシャンビューの視線を遮りません。
雄大な海を眺められるマイホームは、身も心もリラックスした毎日が送れそうです。
自分の希望や条件に合ったリゾートホテル風の住宅をデザインしてくれる建築家と話がしてみたい・紹介してみてほしいという方は、タイテルの建築家紹介 も便利です。
2. 憧れのリゾート風の家をつくる内装のポイント
マイホームのデザインにこだわりたい場所は、家族が集まるリビングだけではありません。玄関や寝室、バスルームなど、人によって理想のイメージを持つ部屋はそれぞれです。
ここからは水廻りや寝室などで、リゾートのような家を作る内装のコツを紹介します。
2-1. 玄関のインテリアにこだわる
お客様を出迎える玄関のインテリアを、アジアン風にするのはいかがですか。旅先で買った思い出の品や家具を飾るのも良いでしょう。
こちらの事例は、天井と窓の向こう側にみえる軒天を、木目であわせて室内と外がつながるデザインとしています。天井の間接照明が、玄関ホールをグッとエレガントな雰囲気に演出していますね。
建築デザインの美しさが、リゾート風のインテリアを引き立てるハイセンスな住宅です。
2-2. 庭に向かって開けた浴室をつくる
プライベートガーデンがあるなら、お庭に向けて浴室を作ってみてはいかがでしょうか。美しい緑の庭を臨む浴室の事例を紹介します。
浴室の窓を大きくすると、リゾート地で得られるような開放感を味わえますね。お庭の木々から、季節の移り変わりも感じられるでしょう。
事例のようにタイルをあしらったラグジュアリーな浴室があれば、極上のバスタイムを過ごせそうです。
2-3. ホテルライクな寝室をつくる
リラックスできるリゾート風の住宅には、寝室をホテルライクにするのも一つの方法です。
寝室に設けたバルコニーは、屋外の景色を楽しむのにも最適です。床材のカーペットは、足音を吸収する効果もありますよ。
壁に飾った絵画にもセンスを感じる、リゾートホテルのような寝室です。
2-4. プライベートリビングをつくる
一人でゆっくりと過ごす時間がお好きなら、プライベートリビングを作ってみてはいかがでしょうか。吹き抜けリビングの 2 階に、光が差し込むセカンドリビングを作った事例を紹介します。
大きな高窓からは、心地よい木漏れ日が差し込みます。ご覧のようにリラックスチェアを置いて読書を楽しむのにも最適ですね。
2-5. リビングにテラスをつける
都市部で家にリゾート感を出すなら、アウトドアテラスを作ってみてはいかがでしょうか。あなただけのプライベート空間であるテラスは、暮らしを豊かに彩ります。
事例のようにアウトドアテラスの塀を高くすると、リビングの窓を開けても外からの視線が気になりません。リビングとテラスのインテリアカラーをあわせることで統一感を出しています。
ベージュで揃えたインテリアが、優雅で大人な雰囲気を持つリゾート風住宅ですね。
3. モダンなリゾート風の家をつくる外観のポイント
現代の住宅デザインは、シンプルモダンが主流です。モダンな住宅にリゾート感をプラスするには、外壁材の素材や屋外の使い方を工夫してみましょう。
ここからは、リゾート風の家を作る外観のポイントを紹介します。
3-1. 塗り壁を使いリゾート風に
リゾート感をプラスするには、白の塗壁を選んでみませんか。スペインのリゾート地を思わせる白い壁は、爽やかな清潔感がありますよ。
また、膨張色である白は、家を大きく見せる効果も持つ色です。黒いサッシと窓の間の木目が、まとめ役になりモダンな印象を作り上げています。
街並みに溶け込みながらも、南欧風のリゾートを思わせるハイセンスな住宅ですね。
3-2. 景色に寄り添う
自然の中に住宅を建てる際に、参考になるリゾート住宅を紹介します。高台から景色を臨む方向に高い壁を平行に設けているため、自然と視界がその先へと向けられます。
外壁材に使われているレンガ調のタイルが、深い陰影をもたらし重厚感をプラスしていますね。風景に寄り添った外観の住宅は、自然とともにある暮らしを感じさせます。
雄大な山々に呼応する家は、まるで高原リゾートホテルのように優雅です。
3-3. 平屋はヴィラ風にする
平家にするなら、ヴィラのようにプライベート感が保たれた家にしてみてはいかがでしょうか。豊かな自然の中に建てられた、鉄筋コンクリート造の平家を紹介します。
塗壁で仕上げた美しく白い外壁に、鮮やかな緑が映えますね。玄関のポーチを大きく取り、駐車場からアプローチと階段の素材をあわせています。エントランスへの階段は緩やかで、幅広い年齢の方に使いやすい高さです。
まるで現代美術館のように、洗練された美しい外観を持つリゾート住宅ですね。
3-4. 広い庭に向けてアウトドアテラスをつける
次に紹介するのは、広いお庭を持つ海外の一軒家風リゾート住宅です。緩やかな勾配の屋根が、落ち着きのある印象を作り上げています。
お庭に向けて広がる大きな窓からは、心地よい風が家の中に取り込まれるでしょう。また、深い軒の出は、夏の直射日光を遮るのに役立ちます。大きな庇を支える円柱が、まるで森林の樹木のようにリズム良く並んでいますね。
こちらの住宅を、もっと近くでみてみましょう。
お庭には、広いアウトドアテラスをつけています。広々としたテラスからは、外の空気や星空が楽しめるでしょう。ゴルフやヨガといった、スポーツの趣味を持つ人にもアウトドアテラスはおすすめです。
屋外の照明を配置することで、夜の時間も存分に楽しめそうなリゾート風の住宅です。
3-5. 大きなテラスをつける
避暑地にリゾート住宅をつくるなら、広いウッドデッキを作ってみてはいかがでしょうか。リビングから直接出られるウッドデッキは、家族で食事を楽しむのにも役立つでしょう。
ご覧のようにウッドデッキに階段をつければ、そのまま庭に出て散歩に行くこともできますね。ウッドデッキのテラスは、屋内と屋外をゆるやかに繋げる空間となるでしょう。
木漏れ日が差し込むウッドデッキのリクライニングチェアでゆっくり休んだら、身も心もリフレッシュできそうです。
4. まとめ
リゾート風のマイホームを建てるには、理想のイメージを設計者と共有することが大切です。また、建てる敷地の条件によっても、構造や間取りが異なります。
プロの建築家は、土地の条件や生活スタイルなど、さまざまな視点から「あなたにあったリゾート風住宅」をデザインしていきます。理想の住宅を叶えるなら、豊富な経験を持つ住宅の専門家にデザインを依頼してみませんか。
専門家に相談してみよう
「じゃあ実際、私がリゾート風の住宅を建てたい時はどうすればいいの?」「家づくりを始めたい時は誰に相談すればいいの?」と思っているあなた、ぜひタイテルの建築アドバイザーにご相談ください。
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