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新築の注文住宅では、この 3 つの領域で支払いが必要になります: |
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土地のお金 |
設計のお金 |
工事のお金 |
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( のマークがあるタイミングでお金の支払いがあります)
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まず「注文住宅を建てたい」とおもったら...
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土地探しをはじめる
注文住宅の予算やローンの借入額を計画する / ローンの事前審査の準備をする
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不動産会社と一緒に、あなたの注文住宅の希望に沿う土地をさがして、気になる物件は実際に現地に見に行って確認していきます。
この時点から家づくりのプロである建築家と話をしておけると、専門家の意見を聞きながら土地を検討し、後悔しない土地選びができることも多いです。
注文住宅を考え始めたこの時点で、それぞれの専門家(建築家・設計事務所、不動産会社、建築アドバイザーなど)と相談をし、資金計画を立てたり、必要な現金やローンの頭金の金額を確認したり、支払い時期を計画することもとても大切です。
事前にしっかりと計画をして後悔しない土地探し・建築家選び・家づくりをしたい方は、タイテルの 専門家に無料相談する もぜひご活用ください。 注文住宅・家づくりの専門家チームがまずはあなたの要望をヒアリングして、客観的な立場からあなたに合った不動産会社や建築家を紹介したり、土地選びや資金計画の相談にのったり、家づくりの計画をフルサポートします。
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あなたの予算に合う良い土地があったら... |
注文住宅の土地を決める
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注文住宅の土地の購入を申し込む
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住宅ローンの事前審査・仮審査を受ける
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土地売買契約書を確認する
住宅ローンの本審査の準備をする
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不動産仲介業者と一緒に、注文住宅用の土地を買う上での契約書を確認し、手続きを進めていきます。住宅ローンは、銀行の担当者が提出する必要がある書類などを案内してくれるので、それに沿って手続きを進めていきます。(期間:約 2 日 ~ 1 週間) |
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土地売買契約書をむすぶ
住宅ローンの本審査を申し込む
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 1
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土地の持ち主へ手付金・頭金を支払う(現金)
(支払いの条件や金額はそれぞれの土地によって異なります。また、不動産業者への仲介手数料の全額または一部をこのタイミングで支払う必要がある場合もあります。仲介手数料やそのほかの諸費用については、注文住宅に必要な「諸費用」とは? それぞれの金額や支払いタイミングを解説 の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。)
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参考メモ: 土地の手付金は、一般的に購入価格の約 5% ~ 10% であることが多いです。手付金は基本的に現金で支払う必要があるため、住宅ローン以外のお金を手もとに用意しておけるようにしましょう。
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参考メモ 2: 「頭金」とは、注文住宅に必要なすべての金額から住宅ローンの借入額を引いた額、つまり住宅ローンで足りない分を自分の現金で支払う金額のことを指します。例えば、土地・建物・諸費用などに 8,000 万円かかり、住宅ローンの借入額が 7,000 万円であれば、頭金(=あなたが用意する必要がある現金)は 1,000 万円です。
土地の手付金(=土地を買うために、最初に売主に支払う必要があるお金)の支払いは早いタイミングで行うことから、頭金(=住宅ローンでは足りない、用意する必要がある現金)の中から出すことが多いため、頭金や手付金の支払いは入念に計画する必要があります。
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銀行によるローンの審査や書類作成 (期間:約 2~3 週間)
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注文住宅の融資契約をむすぶ
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融資実行(=お金を借りられるタイミング)まで約 1~2 週間 |
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融資実行(1 回目のお金を受け取る)
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注文住宅向けの住宅ローンでは、融資を 2~4 回に分けて行ってくれることが多いです。1 回目は土地を買うタイミングで、土地を買うために必要な金額を先に受け取ることができます。これを分割融資と呼びます。
土地にかかるお金を最初に貸してくれた後は、家の竣工時(すべてが完了したタイミング)で残額を貸してくれる合計 2 回の分割融資や、建物工事の進み具合にともなって合計 4 回(土地購入・着工・上棟・竣工)に細かく分けて貸してくれる柔軟な銀行もあります。
この土地購入の時点で借りた住宅ローンは、金利分の支払いについては基本的にすぐ始まります。元金の返済については、翌月から返済が始まったり、返済は引き渡し(工事の完了)まで待ってくれるところがあったり、条件は金融機関によって異なります。あなたがお金を借りようとしている金融機関がどのような条件で分割融資を行なっているか、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
「誰に相談したらいいかわからない」という方はタイテルの 専門家との無料相談 もご利用いただけます。
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土地を買う
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 2
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銀行から借りた住宅ローンで、土地の残りの代金を支払う
(その他に、不動産業者への仲介手数料や土地購入のための事務手数料などの費用もかかります。)
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参考メモ: 不動産業者の仲介手数料の相場は 土地の購入価格の 3% + 6 万円 です。(国土交通省が定める上限額)
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設計者を雇う
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 3
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設計者に着手金を支払う
着手金は設計料全体の 1/6~1/3 程度になることが多いです。
建築家との家づくりの場合は設計事務所に支払います。
ハウスメーカーや工務店の場合は、設計者がパッケージの中に含まれていることが多いです。
具体的な金額や分割支払いの内容は相手によって異なります。
(この段階では、土地探しのアドバイスなども経てすでに建築家が決まっていることが多いですが、このタイミングで「設計監理業務委託契約」をむすび正式に契約することになります。建築家への設計料は、工事費の 10~20% になることが一般的です。)
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参考メモ: 設計料は家づくりの進み具合にあわせて分割払いになることが多く、そのタイミングや割合は設計事務所によって異なります。 契約時の着手金から工事完了・引き渡しまでのあいだで、3 回から 6 回ほどの分割払いになることが一般的です。
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基本設計をはじめる
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あなたが設計者へ要望を伝えたり、建築家のアイディアをいっしょに検討したりしながら、注文住宅のコンセプトや全体デザインを決めるプロセスです。(期間:約 2~3 ヶ月) |
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基本設計の完了
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 4
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設計者への設計料:分割払い
(このタイミングで支払う設計料の割合は、各設計事務所によって異なります。)
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実施設計をはじめる
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あなたが建築家と密に打ち合わせをしながら細かい仕様を決めたり、構造設計士を交えながら正確な図面を完成させていくプロセスです。(期間:約 2~3 ヶ月) |
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実施設計の完了
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 5
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設計者への設計料:分割払い
(このタイミングで支払う設計料の割合は、各設計事務所によって異なります。)
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工務店から見積もりをとる
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できあがった設計図面をもとに、いくつかの工務店に見積もりを取ります。どの工務店が安く・高い品質で工事をしてくれるか、建築家と一緒に考えて決めるプロセスです。(期間:約 1~2 ヶ月) |
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参考メモ: 2021 年の家を建てる費用は、土地なしの注文住宅が 3,533 万円、土地ありの注文住宅が合計 4,397 万円(土地: 1,436 万円 + 建物:2,961 万円)でした。
(出所:2020 年度 フラット 35 土地付き注文住宅融資利用者の主要指標)
家を建てる費用について詳しく知りたい方は、家を建てる費用はいくらかかる?土地あり・土地なしの場合を解説 もあわせてチェックしてみてください。
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分割融資・つなぎ融資を受けとる
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多くの金融機関は、注文住宅向けに分割融資またはつなぎ融資を提供してくれます。
「分割融資」はひとつのローン契約で決めた金額を複数回に分解して融資してくれること、「つなぎ融資」は本ローンとは別のローンを一時的に借りて、工事の途中で必要な支払いに充てて、完成時に本ローンを受け取ってつなぎ融資を完済する仕組みのローンです。
注文住宅の工事は数ヶ月間にわたりますが、一般的には住宅ローンのお金を受けとれるのは「工事が完了した時」です。一方、工事を始める・進める上で工務店への「着手金」や「中間金」が必要になることもあります。
その時点で手もとに十分な現金があるかはわからないので、そこで役に立つのが分割融資やつなぎ融資です。分割融資では、支払いが必要になるタイミングに合わせて、約束した融資金額を少しずつ分けて借りることができます。
つなぎ融資の場合でも、一般的には住宅ローン(本ローン)を借りるところと同じ金融機関が貸してくれることが多いです。つなぎ融資は、着工から竣工までの短期間のローンになり、金利は本ローンよりも少し高くなることが多いです。工事が行われている数ヶ月のあいだだけその金利を支払い、工事が完了して本ローンのお金を受け取るタイミングで、つなぎ融資の残額を全て返済することになります。
分割融資やつなぎ融資についてもっと詳しく知りたい方は、専門家への無料相談 もぜひお気軽にご利用ください。家づくりの専門スタッフが、注文住宅やローンの仕組みについて丁寧にご説明します。
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工務店と工事請負契約をむすぶ
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 6
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設計者への設計料 (分割払い)
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工務店への工事費用 (分割払い)
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(このタイミングで支払う設計料や工事費用の割合は、各設計事務所・工務店によって異なります。)
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参考メモ: 注文住宅を建てるときは、工事費用の分割払いの支払いタイミングやその割合は各工務店によって異なりますが、基本的には 着工時、上棟時(基本構造の完成)、竣工時(全工程の完了)の 3 回に分けて支払う ことが一般的です。 稀に、規模が大きい工務店などが竣工時の一括払いを認めてくれることもありますが、工務店のお金の負担が大きくなるので一般的ではありません。工務店と契約する前に、いついくらの支払いが必要になるかもしっかりチェックしておくようにしましょう。
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注文住宅の工事をはじめる(着工)
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(注文住宅の工事は、一般的にはまず基礎と骨組みの工事から始まります。詳しくは、注文住宅で家を建てる流れと期間の【徹底解説】 をご覧ください。) |
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分割融資・つなぎ融資を受けとる
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注文住宅に慣れている柔軟な金融機関は、「土地購入」「着工」「上棟」「竣工」の 4 回のタイミングに分けて融資をしてくれます。そのようなローンを借りられる場合、3 回目の「上棟」で必要なお金を支払うためのローンをこのタイミングで借りることになります。
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基本構造の完成(上棟)
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 7
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設計者への設計料 (分割払い)
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工務店への工事費用 (分割払い)
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注文住宅の工事では、上棟(骨組みの完成)を大きな節目として、このタイミングで一部の金額を支払うのが一般的です。このタイミングで支払う設計料や工事費用の割合は、各設計事務所・工務店によって異なります。
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残りの工事を行う
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(注文住宅の残りの工事は、設備、内装材、床材、外装、庭・外構、家具・家電、インテリア などが含まれます。) |
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融資実行(残りのお金を受け取る)
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注文住宅の工事が完了したら、金融機関から残りのローン融資額を受け取ることができます。不動産の「引き渡し」とは、お金を支払って所有権が移転すること、つまりその家があなたのものになることを言います。 この時に、登記手続きなどの「諸費用」を支払うことにもなりますが、諸費用について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください:
注文住宅に必要な「諸費用」とは? それぞれの金額や支払いタイミングを解説
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建築工事の完了・竣工(最終金額の支払いタイミング)
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土地 |
設計 |
工事 |
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支払いタイミング 8
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設計者への設計料 (分割払い)
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工務店への工事費用 (分割払い)
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(このタイミングで支払う設計料・工事費用の割合は、各設計事務所・工務店によって異なります。)
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注文住宅の最終金額の支払いタイミングは、建物の工事が完了(竣工)した後、引き渡しの前のタイミングであることが一般的です。
注文住宅の最終金額は、建物の引き渡しが行われるまでに施工者に支払われている必要があるため、振り込みにかかる営業日や休日・祝日を挟む場合などを考慮して引渡しの数日前に行われることが多いです。
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物件の引き渡し・入居
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注文住宅を建てるときは、この他にも登記やローンの手続きの事務手数料などがかかります。このタイミングでかかる諸費用について詳しく知るには、注文住宅に必要な「諸費用」とは? それぞれの金額や支払いタイミングを解説 の記事をご覧ください。 |
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住宅ローンの返済をはじめる
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(完成した注文住宅の引き渡しの翌月から、ローンの元金の返済と利息の支払いが始まります。土地購入時や着工時に一部のローンを早めにもらっている場合は、引き渡しまでの間の利息支払いも発生します。つなぎ融資・分割融資では、引き渡しまでの間の元金の返済を免除してくれることが多いです) |