【事例 11 選】建築家と建てる平屋の家|人気の間取りや価格を解説

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近年、若い年齢層を中心に人気を集める「平屋住宅」。建築家が建てるデザイン性に富んだ平屋に憧れる人もいるでしょう。しかし、まだまだ平屋住宅の建築数は少数であることから、人気の間取りや価格帯についてわからないことも多いかもしれません。

そこでこの記事では、実際に建築家が建てた平屋の実例 11 選をご紹介します。あわせて平屋のメリット・デメリットや、建築家が採用する人気の間取りについて解説するため、これから平屋を建てたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

最後まで読み終わるころには、建築家が建てる平屋への憧れがより募るとともに、人気の間取りや価格帯などをしっかり理解できるようになっているでしょう。

<目次>

  1. 1. 建築家が建てた平屋の家 11 選
    1. 1-1. 家の印象を左右する「外観編」
      1. 1-1-1. 美しい木目であたたかく家族を迎えてくれる家
      2. 1-1-2. アウトドアを連想させる平屋
      3. 1-1-3. 4 つの庭がある十字の家
      4. 1-1-4. ダイナミックな形が印象的な平屋住宅
      5. 1-1-5. 和の趣を堪能できる平屋
      6. 1-1-6. 細長く仕切られたスタイリッシュな平屋の家
    2. 1-2. 快適な暮らしを実現する「内装編」
      1. 1-2-1. 木に囲まれる癒しの暮らし
      2. 1-2-2. 白を基調とした北欧風の平屋住宅
      3. 1-2-3. 高天井を利用したロフトでプライベート空間
      4. 1-2-4. 高級感あふれる平屋の別荘
      5. 1-2-5. 「ナチュラル×シック」で和モダンを演出した平屋
  2. 2. 平屋住宅のメリット・デメリットとは?
    1. 2-1. 平屋のメリット
    2. 2-2. 平屋のデメリット
  3. 3. 建築家が考える平屋住宅の間取り
    1. 3-1. 採光性を高める「中庭」
    2. 3-2. 開放感を演出する「大開口」
    3. 3-3. 庭とのつながりを感じられる「ウッドデッキ・テラス」
    4. 3-4. ダイナミックな空間を楽しめる「高天井」
  4. 4. 平屋住宅を建築家に依頼するときの価格相場とは?
  5. 5. 建築家なら「ローコストな平屋」も叶えられる
  6. 6. タイテルなら全国各地の建築家をご紹介できます!
  7. 7. まとめ

1. 建築家が建てた平屋の家 11 選

はじめに、建築家が建てた平屋の家を「外観編」と「内装編」に分けてご紹介します。どれも魅力的な事例ばかりですのでぜひ参考にしてください。

1-1. 家の印象を左右する「外観編」

家の印象を左右する重要な「外観」。住まいの顔ともいわれる外観は、外壁の色や素材、家の形、エクステリアなどによって大きく変わります。

ご自身の希望するイメージに近い事例を見つけて、建築家に相談するときの資料として活用してみてください。

1-1-1. 美しい木目であたたかく家族を迎えてくれる家

牛久の家 | Ushiku house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 牛久の家 | Ushiku house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 牛久の家 | Ushiku house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
牛久の家 | Ushiku house 八島正年 + 八島夕子 | 八島建築設計事務所

茨城県牛久に建てられたこちらの平屋は、外壁や軒にナチュラルで温かみのある羽目板をふんだんに使用。外から帰ってきた家族がホッとあたたかな気持ちになれる家に仕上がっています。また内装では、土地の傾斜を上手く利用してスキップフロアを設け、平屋ながらも緩やかに空間を分けています。

1-1-2. アウトドアを連想させる平屋

SHELL HOUSE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 SHELL HOUSE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 SHELL HOUSE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
SHELL HOUSE 伊原 孝則 | FEDL

閑静な住宅街に建てられたこちらの平屋は、異なる 2 つの台形が組み合わさっているように見える独創的な形です。まるでコンテナの中で暮らしているような雰囲気を楽しめます。庭に面している外壁は大きな窓で作られているため、採光性や眺望性に長けている点も大きな魅力です。

1-1-3. 4 つの庭がある十字の家

湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像
湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 納谷 学 | 納谷建築設計事務所

空から見ると十字になっているこちらの平屋。広い土地を建物で十字に切り分けることで、 4 つの庭が出現しました。洋室から見えるのはウッドデッキなどを設けた「洋の庭」、和室から見えるのは竹林を背景にした「和の庭」といったように、各部屋から眺められる庭の雰囲気も少しずつ変わっています。

1-1-4. ダイナミックな形が印象的な平屋住宅

one house 引き継いだ平屋の家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像 one house 引き継いだ平屋の家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像 one house 引き継いだ平屋の家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像
one house 引き継いだ平屋の家 松尾宗則 ・ 松尾遥 | 株式会社TAIMATSU

東京都に建ったこちらの平屋は、ダイナミックな片流れ屋根と、クールな印象を与えるグレーの外壁がかっこいい住宅です。玄関ドアに差し色となる赤や白を取り入れ、全体的に暗くなりすぎないように工夫されています。

また内装では、子どもたちの部屋を小さなロフトで緩やかにつなげて、いつまでも家族の絆を大切にできる暮らしを提案しています。

1-1-5. 和の趣を堪能できる平屋

法連町の家 (建築家 : 佐々木 勝敏) の作品画像 法連町の家 (建築家 : 佐々木 勝敏) の作品画像 法連町の家 (建築家 : 佐々木 勝敏) の作品画像
法連町の家 佐々木 勝敏 | 佐々木勝敏建築設計事務所

定年を迎えたご夫婦が、豊かな暮らしを実現できるようにと建てたこちらの平屋。重厚感を漂わせる大きな玄関の扉や、飛び石と砂利を使って和風を印象づけたエクステリアは見応えのある外観です。

1-1-6. 細長く仕切られたスタイリッシュな平屋の家

宗像の家 (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像 宗像の家 (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像 宗像の家 (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像
宗像の家 吉田慎二+杉田陽子 | 杉田吉田アーキテクツ 一級建築士事務所

4 人家族が暮らすこちらの平屋は、集合住宅の中に建てられました。一つの箱を 2 つの大きな壁が仕切っているようなデザインは、スタイリッシュでかっこいい印象を与えています。また周囲のエクステリアはコンクリートと芝生で構成し、スッキリとした見た目を整えているところもポイントです。

1-2. 快適な暮らしを実現する「内装編」

次に、暮らす人の快適性を左右する「内装」の実例を 5 つご紹介します。平屋の内装にこだわりたい人はぜひ参考にしてください。

1-2-1. 木に囲まれる癒しの暮らし

鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
鴨居の家 | Kamoi house 八島正年 + 八島夕子 | 八島建築設計事務所

神奈川県横浜市に建てられたこちらの平屋では、フローリングだけではなく、天井や外壁にも美しい木目が魅力を放つ素材を採用しています。家のどこにいても木の存在を感じられて、リラックスした日々を送れるでしょう。

またプライベートを考慮して、採光性にも優れた中庭を設計。庭に植えられた樹木でも癒やされ、季節の流れを感じられます。

1-2-2. 白を基調とした北欧風の平屋住宅

葉山町の家 | Hayama house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 葉山町の家 | Hayama house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 葉山町の家 | Hayama house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
葉山町の家 | Hayama house 八島正年 + 八島夕子 | 八島建築設計事務所

子育てのために東京から引っ越してきたご夫婦。豊かな自然に囲まれたこの土地に、清潔感のある白を基調とした平屋住宅を建てました。真っ白な外壁との統一感を意識した内装は、床や家具などで優しいブラウンを取り入れて、全体的にあたたかみのある空間に仕上げています。

1-2-3. 高天井を利用したロフトでプライベート空間

Kiseki no IE | 軌跡の家 (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 Kiseki no IE | 軌跡の家 (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 Kiseki no IE | 軌跡の家 (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
Kiseki no IE | 軌跡の家 伊原 孝則 | FEDL

こちらの平屋住宅では片流れ屋根を採用し、リビングに広々としたロフトを設けています。ちょっとした趣味の空間や作業スペースとしても活躍するロフトは、家族の存在を身近に感じることのできる人気の間取りです。また全体的に淡い色合いで統一し、優しい内装に仕上げています。

1-2-4. 高級感あふれる平屋の別荘

東浪見の別荘 (建築家 : 片山 正樹) の作品画像 東浪見の別荘 (建築家 : 片山 正樹) の作品画像 東浪見の別荘 (建築家 : 片山 正樹) の作品画像
東浪見の別荘 片山 正樹 | 片山正樹建築計画事務所

こちらの平屋は、とあるお客さまの別荘として建設されました。高級感を演出するために、家具は最低限に絞り、照明はあえて目立たない間接照明やダウンライトを採用。豊かな自然を窓越しに楽しめるように、天井まである大きな窓を複数配置しています。まさに非日常を味わえる空間です。

1-2-5. 「ナチュラル×シック」で和モダンを演出した平屋

登り梁の家 (建築家 : 田中 洋平) の作品画像 登り梁の家 (建築家 : 田中 洋平) の作品画像 登り梁の家 (建築家 : 田中 洋平) の作品画像
登り梁の家 田中 洋平 | 田中洋平建築設計事務所

兵庫県に建てられたこちらの平屋は、和モダンを感じさせる内装です。木の表情がよくうかがえるフローリングや壁、天井だけではなく、職人の技が光る塗り壁も和風の印象をかもし出しています。

またソファやダイニングチェア、ローテーブルなどの家具をブラックで統一しモダンさをプラス。全体の空間をキュッと引き締めてくれています。

2. 平屋住宅のメリット・デメリットとは?

ここからは平屋住宅のメリットとデメリットをご紹介します。長く住み続ける住宅を建てるには、平屋ならではのメリットを活かしつつ、デメリットの対策を施した住宅にすることが重要です。メリット・デメリットをしっかり把握して、理想の平屋を建てましょう。

2-1. 平屋のメリット

北茨城の平家 〜川に寄り添う〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 北茨城の平家 〜川に寄り添う〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 北茨城の平家 〜川に寄り添う〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像
北茨城の平家 〜川に寄り添う〜 納谷 学 | 納谷建築設計事務所

平屋ならではのメリットとして、以下のような内容が挙げられます。

  • 家族同士のつながりを感じやすい
  • 家事動線がコンパクトになる
  • 火災のときに逃げやすい

まず平屋の魅力は、ワンフロア設計で家族の存在を感じやすい点です。階段がなく、廊下も最小限で済む平屋は、自然とすべての部屋同士が近くに設計されます。そのため「外に出るには必ずリビングを通る必要がある」といった間取りも珍しくありません。このように物理的に距離が近いことは、家族同士のつながりを感じやすいメリットになります。

またすべての部屋が近くにあることで、家事動線がコンパクトになります。ランドリールームの隣から外に出て洗濯物を干せたり、掃除する場所が少なく済んだりと、家事全般が楽になるでしょう。

そして 2 階がない平屋は、火災や地震などの災害時にも避難しやすいといえます。各部屋の窓から外に出られるため、家族がそれぞれの部屋にいたとしても逃げやすくなるのです。

2-2. 平屋のデメリット

富津の二世帯住宅 〜12の箱と隙間〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 富津の二世帯住宅 〜12の箱と隙間〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 富津の二世帯住宅 〜12の箱と隙間〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像
富津の二世帯住宅 〜12の箱と隙間〜 納谷 学 | 納谷建築設計事務所

平屋のデメリットは以下の点が挙げられます。解決策とともに確認しましょう。

  • 防犯性に劣る
  • 採光性が悪くなるケースもある
  • 広い土地が必要

すべてがワンフロアで完結する平屋は、どの部屋も外につながっています。そのため、 2 階建てなどに比べて防犯性が劣るのは避けられません。この場合、各部屋の窓にシャッターをつけたり、割れにくい防犯ガラスにしたりと対策しましょう。侵入者の足音に気付きやすいように庭や通路に砂利を敷くのも効果的です。

また建物自体の高さがない平屋は、周囲の状況によっては日当たりが悪くなってしまうケースも考えられます。加えて屋根で覆われている形状のため、建物の中心に行けば行くほど外からの光を取り入れにくくなってしまいます。

日当たりのデメリットについては、真上から差す光を取り入れられるように中庭や天窓を設けて対策しましょう

そして最後のデメリットは広い土地が必要なことです。平屋が建てられるほどの広い土地を都心部で確保するのは難しいため、必然的に郊外を中心に土地探しをする必要があります。とくに慣れない場所での土地探しは骨が折れる作業のため、土地探しからサポートしてくれる建築家に依頼するのがおすすめです。

3. 建築家が考える平屋住宅の間取り

ここからは、建築家が考える平屋住宅の間取りをご紹介します。知識と経験が豊富な建築のプロがよく考える間取りは、デザイン性のみならず機能性に優れたおすすめの間取りであるといえるでしょう。

ここでご紹介する間取りは掛け合わせて取り入れることで、より贅沢な空間を演出できます。ぜひ気に入った間取りをいくつか取り入れて、理想の平屋作りに役立ててください。

3-1. 採光性を高める「中庭」

鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
鴨居の家 | Kamoi house 八島正年 + 八島夕子 | 八島建築設計事務所

「中庭」があると、採光性に劣るといった平屋のデメリットを解決できます。真上から降り注ぐ日光が中庭を伝って窓から入るため、中庭に面する各部屋が明るくなります。平屋を建てたときの採光性の悪さが気になる場合は、中庭の導入を検討すると良いでしょう。

さらに道路に面した窓よりも、外からの人目を気にせずに開放できます。平屋は 1 階のみであることから、「カーテンや窓を開けると外からの視線が気になる」と不安を感じる人も多いです。しかし中庭を設ければ、第 3 者の目線を気にすることなく、採光性と風通しをよくした心地よい空間を作れるでしょう。

3-2. 開放感を演出する「大開口」

芦ノ湖の別荘 (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像 芦ノ湖の別荘 (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像 芦ノ湖の別荘 (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像
芦ノ湖の別荘 佐竹 永太郎 | STAR/エスティエイアール

平屋ならではの広い土地の開放感を存分に堪能できる「大開口」も魅力的な間取りです。

開放感あふれる大空間では自然と気持ちも明るくなり、家で過ごす時間がより心地よくなるでしょう。大きく窓を開けば、室内と庭が一体となったような広々とした空間が広がり、まるでリゾート気分を味わえます。

注意点として、大開口は窓からの日差しを存分に取り入れるため、夏場を中心に室内の気温が高くなりすぎる可能性があります。心配な場合は、軒を深めに設計してもらうようにしましょう。軒が深ければ雨風や紫外線を防げるため、外側の窓掃除の負担も減り、家も長持ちします。

3-3. 庭とのつながりを感じられる「ウッドデッキ・テラス」

湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像
湯の山の平家 〜十字プランと四つの庭〜 納谷 学 | 納谷建築設計事務所

室内と屋外に連続性を感じさせる「ウッドデッキ・テラス」は、アウトドアリビングのように一つの空間として活用するのも人気です。

たとえば休日に家族と外を見ながら食事を取ってピクニック気分を味わったり、友人を招いてバーベキューをしたりと、用途を問わず幅広く楽しめます。もちろん洗濯物を干す場所にも最適であるため、家事動線を考えて配置するとより利便性に優れた間取りとなるでしょう。

きれいな状態を保つには定期的なメンテナンスが必要ですが、予算に余裕があればぜひ取り入れたい間取りの一つです。

3-4. ダイナミックな空間を楽しめる「高天井」

one house 引き継いだ平屋の家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像 one house 引き継いだ平屋の家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像 one house 引き継いだ平屋の家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像
one house 引き継いだ平屋の家 松尾宗則 ・ 松尾遥 | 株式会社TAIMATSU

部屋全体に開放感を与え、ダイナミックな印象さえ感じさせる「高天井」も、ぜひ平屋に取り入れたい間取りです。平屋は法律による高さの制限を受けることはほとんどないため、理想の高さの天井に仕上げられます。

天井が高いと、室内上部に窓を取り付けてより多くの光を取り入れられるでしょう。さらに室内上部に空間が出現するため、ロフトや物置スペースを設計したり、高さを活かした飾り棚を取り付けたりと使い方は自由自在。高天井にすると窮屈さを感じにくくなり、より快適な室内が作れるのです。

ただしすべての部屋を高天井にする場合、どうしてもコストがかかってしまいます。そのため、最も長い時間を過ごすリビング空間を高天井にしたり、屋根を斜めに設計して作り出す勾配天井を取り入れたりと工夫をしましょう。

4. 平屋住宅を建築家に依頼するときの価格相場とは?

平屋住宅を建築家に依頼する場合の価格は「 3,000 万円〜」、また坪単価は「 80 万円〜」が相場といわれています。ただし間取りやこだわり、土地の場所などによって大きく変動するため一概には言えません。

平屋は、以下のとおり、 2 階建てなどと比べてコストがかかる点とかからない点が異なります。

【平屋でカットできるコスト】

  • 階段や廊下を作るための建築資材
  • 建築時やメンテナンス時の足場代

【平屋でかかるコスト】

  • 基礎や屋根の建築資材
  • 土地代金と土地や建物にかかる税金

階段が不要で廊下も最小限のスペースのみで済む平屋は、安く建てられると考えてしまう人も多いでしょう。しかし 2 階建てなどに比べて、基礎や屋根の面積が大きくなるため割高になってしまうケースは珍しくありません

また建築家に依頼する建築費用とは異なりますが、平屋を建てるには基本的に広い土地が必要です。そのため土地代金と、固定資産税や都市計画税といった税金が高くなる可能性がある点も注意しましょう。

平屋を建てるなら、建築費用に加えて土地代や税金のことまで考慮した予算計画を立てておくと安心です。

5. 建築家なら「ローコストな平屋」も叶えられる

矩形の平屋 (建築家 : 田中 洋平) の作品画像 矩形の平屋 (建築家 : 田中 洋平) の作品画像 矩形の平屋 (建築家 : 田中 洋平) の作品画像
矩形の平屋 田中 洋平 | 田中洋平建築設計事務所

自由なデザイン性が魅力の建築家(設計事務所)は依頼費用が高いと思われがちですが、低予算でおしゃれな平屋も実現できます

建築家(設計事務所)の最大の魅力は、お客さまの希望に沿って、自由な設計をもとに建築すること。そのため事前に予算を伝えておけば「ローコストな平屋」の建築が可能なのです。

もちろん、ただローコストな平屋を建てるわけではありません。予算内にどうにか納めながらも、おしゃれで満足のできる平屋を建てられるかどうかは、建築家の腕の見せどころです。そのため、信頼できる建築家選びが非常に重要なポイントになるでしょう。

建築家(設計事務所)の選び方がわからない人は、下記の記事もあわせてご覧ください。

建築家(設計事務所)の選び方:7つのポイント

建築家は、お客さまの希望に答えることを得意とする建築のスペシャリストです。希望のデザインや予算をしっかり伝えて、理想の平屋を建てましょう。

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羽曳野の住宅 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 羽曳野の住宅 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 羽曳野の住宅 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像
羽曳野の住宅 中尾 彰良 | 一級建築士事務所 Coo Planning

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7. まとめ

自由設計を魅力とする建築家が建てた平屋には、こだわりが詰まったおしゃれな住宅が多く存在します。

実際に平屋を建てるなら、お客さまの希望するデザインや予算に沿って設計してくれる建築家(設計事務所)へ依頼するのがおすすめです。自由設計だからこそ、細かな希望まで叶えた理想の住宅が完成するでしょう。

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