失敗しない坪庭の作り方!メリット・デメリットやおしゃれな実例を豊富に紹介

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坪庭はポイントをしっかり押さえてデザインしないと、イメージとまったく違ったものになる恐れがあります。しかし初めて坪庭を作る方にとっては、「何に気を付ければ良いかわからない」というのが本音ではないでしょうか。

ここでは失敗しない坪庭の作り方や、おしゃれにするためのコツなどを豊富な実例とともに解説します。最後まで読んでいただくと、よりスタイリッシュな坪庭を作るポイントがわかるはずです。

まず、この記事のまとめポイントです。

  • 坪庭は壁などに囲まれた室内から見て楽しむ庭
  • 開放感や採光、風通しなどのメリットがある
  • 一方で建物が狭くなるといったデメリットもある
  • 玄関やリビングなど場所ごとに作るときの注意点がある
  • コツを押さえて作ればよりおしゃれな坪庭ができる
  • 植木や砂利、庭石などもしっかり選ぶことが大切

<目次>

  1. 1. 坪庭とは室内から景観を楽しむ庭
  2. 2. 坪庭を作るメリット
    1. 2-1. 室内を明るくし換気もできる
    2. 2-2. 自然や開放感を味わえる
    3. 2-3. 大きな庭ほど手間がかからない
  3. 3. 坪庭のデメリット
    1. 3-1. 建物が狭くなる
    2. 3-2. 多少の手入れは必要
  4. 4. 坪庭を作る場所ごとのポイント
    1. 4-1. 玄関やホールは窓を大きく
    2. 4-2. リビングは見る位置を考える
    3. 4-3. お風呂では窓の位置に注意
    4. 4-4. 玄関脇などはシンプルがおすすめ
    5. 4-5. 室内の坪庭はインテリアの一部
  5. 5. 坪庭をおしゃれにデザインするコツ
    1. 5-1. モダンな仕上げで洋風にする
    2. 5-2. 枯山水を参考にして目を引く
    3. 5-3. 植木は数をしぼるのがおすすめ
    4. 5-4. 良く見る位置を決めてデザインする
  6. 6. 実際の坪庭の作り方と注意点
    1. 6-1. 植木が健康に育つようにする
    2. 6-2. 日陰に強い樹種を選ぶ
    3. 6-3. 庭石は全体のバランスを考える
    4. 6-4. 照明は枝葉の量によって変える
  7. 7. スタイリッシュな坪庭の実例7選
    1. 7-1. 洋風デザインの坪庭
    2. 7-2. 枯山水をアレンジした坪庭
    3. 7-3. 古民家に取り入れた和モダン坪庭
    4. 7-4. ウッドデッキを囲む坪庭
    5. 7-5. リビングと一体になった坪庭
    6. 7-6. 屋上庭園の坪庭
    7. 7-7. バルコニーを活用した坪庭
  8. 8. まとめ

1. 坪庭とは室内から景観を楽しむ庭

坪庭はまわりを塀や建物の壁で囲まれている、まるで坪の中にあるようなコンパクトな庭のことです。室内から窓越しに、坪庭に植えられた植木や庭石を見て楽しみます。

坪庭はもともと平安時代に、建物同士をつなぐ廊下の脇に植木を植えて見栄えを良くしたことが始まりと言われています。さらに建物の奥の部屋に日当たりや風通しを取るため、植木がある場所に向けて窓を作るようになります。次第にその窓から植木などを眺めるようになり、現代の坪庭の楽しみ方へと発展したのです。

2. 坪庭を作るメリット

自宅に坪庭を作ることは、庭の風景を楽しむ以外に次のようなメリットを持っています。

2-1. 室内を明るくし換気もできる

建物に坪庭に面した窓を作ることで、室内をより明るくすることができます。またその窓から風を取り入れ、換気をすることもできます。

2-2. 自然や開放感を感じる

鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
鴨居の家 | Kamoi house (建築家:八島正年 + 八島夕子

坪庭を作ると窓の外に植木や庭石が見えるため、室内にいながら自然を感じられます。これは外に建物の壁や柵だけが見えるのとは大きな違いです。また坪庭に面する窓は大きめにすることが多く、開放感を味わえるようにもなります。

2-3. 大きな庭ほど手間がかからない

坪庭は広さが比較的コンパクトなため、大きな庭ほど手入れなどの手間がかからないメリットがあります。庭は植木の手入れや雑草を取るなど意外と手間がかかります。しかし坪庭なら最小限の広さで、植木も少ないためあまり手間がかかりません。

3. 坪庭のデメリット

多くのメリットのある一方で、坪庭にはあらかじめ知っておきたい次のようなデメリットもあります。

3-1. 建物が狭くなる

広さが限られている敷地で坪庭を作ると、その分だけ建物が狭くなってしまいます。そのため狭い土地で坪庭を計画するときは建築家などの専門家と相談し、建物と坪庭のベストなバランスを考えながら設計することが重要になります。

3-2. 多少の手入れは必要

例え小さな坪庭でも、きれいな状態に保つには落ち葉を拾ったり雑草を抜いたりする手入れが必要です。できるだけ手間のかからない坪庭にするなら、秋や冬でも落ち葉が少ない常緑の植木を選ぶと良いでしょう。また地面に厚めの砂利を敷いたり、タイルで仕上げたりすると雑草が生えるのを防げます。

4. 坪庭を作る場所ごとのポイント

坪庭は作る場所に合わせた作り方に注意すると、より見栄えがするようになります。

4-1. 玄関やホールは窓を大きく

玄関内やホールに面した坪庭を作るときは、できるだけ大きな窓を取るようにしましょう。大きな窓越しに坪庭が見えれば、狭くなりがちな玄関が広く感じられます。また玄関に入ってすぐ目につく方向に坪庭を配置すると、お客さまにも坪庭の印象が強く残ります。

ただし坪庭にあまり植木をたくさん植えすぎると、光を遮り玄関内が暗くなってしまいます。できるだけ最小限の植木にして、広がりや明るさを感じやすくしましょう。

4-2. リビングは見る位置を考える

residence jo kamisannomiya (建築家 : 竹内 誠一郎) の作品画像 residence jo kamisannomiya (建築家 : 竹内 誠一郎) の作品画像 residence jo kamisannomiya (建築家 : 竹内 誠一郎) の作品画像
residence jo kamisannomiya (建築家:竹内 誠一郎

リビングに面して坪庭を作るときは、座ったところから植木や庭石などが一番きれいに見えるように計画します。

またリビング内のデザインと合わせて坪庭も考えると、全体のデザインがちぐはぐにならずに済みます。例えばリビングがシンプルなデザインなら、坪庭の装飾も少なめにすると統一感のある空間になります。

4-3. お風呂では窓の位置に注意

碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
碑文谷の家|Himonya House (建築家:武富 恭美

お風呂から見える坪庭を作るときは、浴槽に浸かった姿勢で坪庭がどう見えるかを考え計画します。例えば浴槽横の窓の外に坪庭を作ると、お湯に浸かったときは植木の上の方しか見えません。そのため葉の形や枝ぶりを楽しめる植木を選ぶようにします。

あるいは浴室の壁一面をガラス貼りにして、坪庭全体を見渡せるようにする方法もあります。お風呂では窓の位置や大きさによって、坪庭の見え方が大きく変わる点に注意しましょう。

4-4. 玄関脇などはシンプルがおすすめ

だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家:武富 恭美

玄関脇やアプローチ沿いに作る坪庭は、できるだけシンプルなデザインにすることをおすすめします。玄関脇などでは見る人と坪庭が近いため、植木などが多いと圧迫感を感じてしまうことがあるからです。

例えばシンボル的な植木を1〜2本にして、庭石や砂利などをしっかり見せた方がより坪庭らしくなります。玄関脇の坪庭は適度なすき間を作り、広がりを感じるデザインにしてみましょう。

4-5. 室内の坪庭はインテリアの一部

室内に作る坪庭は、まわりとのバランスを考えながら慎重にデザインします。窓越しで別の空間になる屋外の坪庭と違い、室内の坪庭はダイレクトに部屋のデザインへ影響するからです。

仮にシンプルな洋風デザインの部屋に和風の坪庭を作れば、アンバランスな空間になってしまいます。あるいは部屋に対して大きすぎる庭石を置くと、落ち着かない雰囲気になるかもしれません。室内の坪庭はあくまで部屋のインテリアの一部と考えて、デザインするようにしましょう。

5. 坪庭をおしゃれにデザインするコツ

坪庭をおしゃれにするには、次に紹介する4つのコツを押さえてデザインを考えてみてください。

5-1. モダンな仕上げで洋風にする

碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
碑文谷の家|Himonya House (建築家:武富 恭美

坪庭を洋風にするには、地面をタイルやウッドデッキなどモダンな仕上げにするのが効果的です。また坪庭を囲う壁や柵などに直線的なデザインや、モダンな素材を選ぶとより洋風な仕上がりになります。

もちろん自然素材を多めにしたり、地面を見せたりして洋風に仕上げることもできます。しかしそうした坪庭を作るには繊細なデザイン力が必要なため、建築家などのプロに任せた方が安心でしょう。

5-2. 枯山水を参考にして目を引く

枯山水は庭石や砂などを使い、自然の山や川を表す庭の作り方です。そのシンプルながら味わい深いそのデザインを、坪庭づくりでも積極的に取り入れてみましょう。

枯山水では庭石を島のようにぽつんと置きます。坪庭でも庭石をあえて少なめにすると、より際だって庭石が見えるようになります。また枯山水では地面の砂に流れや波のうねりを表す「砂紋」という線を描きます。より目を引く坪庭にするならぜひ真似してみたいポイントです。

5-3. 植木は数をしぼるのがおすすめ

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residence jo mibu banba (建築家:竹内 誠一郎

坪庭をおしゃれにするなら植木の数をしぼってみましょう。あまりたくさんの植木があると視点が定まらず、雑然とした印象の坪庭になることがあります。

植木はお気に入りのものを1〜2本だけにした方が、植木はもちろん他のパーツも色や形がはっきり見えるようになります。すると植木や地面の仕上げなどのデザインがしっかり組み合わさり、よりおしゃれな坪庭になるのです。

5-4. 良く見る位置を決めてデザインする

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武蔵野の家 | Musashino house (建築家:八島正年 + 八島夕子

おしゃれな坪庭を作るなら良く見る位置を決め、そこからの坪庭が一番きれいに見えるようにデザインしましょう。せっかく時間をかけて坪庭を作っても、よく見るところからの見栄えが悪ければ坪庭の価値が半減してしまいます。

もしソファーに座って坪庭を見ることが多いなら、その方向を坪庭の「正面」にしてデザインします。あるいはダイニングテーブルで食事をしながら坪庭を楽しむなら、そちらを「正面」にしても良いでしょう。坪庭は見る場所を決めて作った方が、より長い時間その姿を楽しめるのです。

6. 実際の坪庭の作り方と注意点

坪庭づくりで失敗しないためには、作るときの細かな注意も大切です。特に次に解説する 4 つのポイントは、坪庭の完成度を大きく左右します。

6-1. 植木が健康に育つようにする

坪庭は植木が健康に育つように、風通しと水はけが良くなるように作りましょう。環境が悪く植木が枯れてしまえば、せっかくの坪庭が台無しになってしまいます。

まず風通しが良くなるよう坪庭の上を開放的にし、まわりの囲いを壁ではなくすき間のある柵にします。さらに水やりや雨の余分な水がはけやすいように、坪庭のまわりには排水溝を設けます

また坪庭は日当たりが少なくなりがちなため、次に紹介する日陰に強い樹種を選ぶと植木が育ちやすくなります。

6-2. 日陰に強い樹種を選ぶ

坪庭に植える木は、日当たりが少なくてもしっかり育つ樹種を選びましょう。例えばソヨゴは日陰でも育ちやすく、寒さにも強いため坪庭におすすめの樹種です。成長が遅く手入れをしやすいので、なるべく手間がかからない植木が良いという方にもぴったりです。

他にはツバキも、日当たりが少なくても育ちやすく手間のかからない樹種です。冬でも葉があまり落ちない常緑なので、一年を通して緑を楽しめます。さらに秋の終わりから春先にかけて咲く花が、坪庭に彩りを与えてくれます。

他にも日陰でも育ちやすい植木は数多くあります。希望の坪庭のイメージを外構業者などに伝え、デザインも含めて最適な植木を提案してもらいましょう。

6-3. 庭石は全体のバランスを考える

だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
だし工房宗達京都店|Soutatu Kyoto (建築家:武富 恭美

庭石は坪庭全体のバランスを考えながら選ぶようにしましょう。あまり奇抜な形や大きすぎる石を置くと、庭石だけが浮いてしまう恐れがあります。

もし坪庭を枯山水のようにシンプルにするなら、庭石も控えめなデザインにした方がアンバランスにならずに済みます。またコンパクトな坪庭では、小さめな庭石を選ぶとバランスが良くなります。

6-4. 照明は枝葉の量によって変える

つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家:武富 恭美

坪庭の植木を照らす照明は、枝葉の量で使い分けます。枝葉の量が普通や少なめの植木なら、下から上に照らすアップライティングがおすすめです。光が枝葉の間を通り、木が明るく浮かんできれいに見えます。あるいは少し離れた位置から照明を当て、壁や柵に植木の影を映すシャドーライティングという方法もあります。

枝葉の量が多い植木は、斜め下から複数の照明で照らすクロスライティングにします。夜でも全体がしっかり見えて植木の姿を楽しめます。照明は植木のデザインに合わせて選ぶようにすると、坪庭をよりおしゃれにします。

7. スタイリッシュな坪庭の実例7選

ここからは、実際にさまざまなデザインで作った坪庭の例を紹介します。

7-1. 洋風デザインの坪庭

碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 碑文谷の家|Himonya House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
碑文谷の家|Himonya House (建築家:武富 恭美

モダンデザインの建物とフェンスに囲まれた空間に、床タイル仕上げで作ったスタイリッシュな坪庭です。洋風のデザインで坪庭を作りたい方にとって、とても参考になる事例です。

7-2. 枯山水をアレンジした坪庭

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residence jo kamisannomiya (建築家:竹内 誠一郎

枯山水のテイストを洋風にアレンジした坪庭です。シンプルな枯山水は、洋風のリビングとも相性の良いことがわかります。植木やコケを照らす光の入り方が、坪庭の味わいを引き立てています。

7-3. 古民家に取り入れた和モダン坪庭

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residence jo mibu banba (建築家:竹内 誠一郎

古民家の中に作られた和モダンな坪庭です。正面の木製の柵や右手のしっくい風外壁といった和の素材と、中央のモダンなデザインの庭石や左手の現代風サッシが融合し、オリジナルな和モダン空間を作っています。

7-4. ウッドデッキを囲む坪庭

つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
つのだ矯正歯科|Tsunoda Orthodontic Office (建築家:武富 恭美

ウッドデッキを囲むように作られた細長い坪庭です。くつろぎと自然を感じる雰囲気づくりに役立っています。坪庭にはさまざまな形があることを教えてくれる事例です。

7-5. リビングと一体になった坪庭

COURTHOUSE IN ASHIHARA (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像 COURTHOUSE IN ASHIHARA (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像 COURTHOUSE IN ASHIHARA (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像
COURTHOUSE IN ASHIHARA (建築家:吉田慎二+杉田陽子

リビングと一体になったデザインの坪庭です。室内の床や坪庭側の壁、キッチンなどの木質素材が坪庭とのつながりを生んでいます。また坪庭の床と室内が同じ高さであることも、一体感を高めています。

7-6. 屋上庭園の坪庭

MGY BASE (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像 MGY BASE (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像 MGY BASE (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像
MGY BASE (建築家:佐竹 永太郎

屋上に作られた、上空の開放感が素晴らしい坪庭です。植木に囲まれたベンチやパラソルが、おしゃれなディスプレイにもなっています。坪庭は自由に発想することで、住まいにさまざまな楽しみを与えてくれます。

7-7. バルコニーを活用した坪庭

T邸新築工事 (建築家 : 椿 邦司) の作品画像 T邸新築工事 (建築家 : 椿 邦司) の作品画像 T邸新築工事 (建築家 : 椿 邦司) の作品画像
T邸新築工事 (建築家:椿 邦司

バルコニーを茶室に通じる茶庭にした事例です。スペースを有効に使う発想は、坪庭づくりにも応用できるはずです。特に敷地の広さが限られているなら、参考にしてはいかがでしょうか。

8. まとめ

坪庭は壁や柵に囲まれたコンパクトな庭であり、そこにある植木や庭石などを室内から見て楽しみます。家の中に光りや風を取り入れ、大きな庭に比べて手間がかからないなどのメリットがあります。

作る場所ごとのポイントやデザインのコツを押さえると、よりおしゃれな坪庭を作ることができるでしょう。

また紹介したような実例を設計した建築家と協力すれば、さらにスタイリッシュな坪庭が実現できます。外を眺めたときにほっと一息つける坪庭を作るなら、titel(タイテル)が無料で紹介する建築家にぜひ相談してみてください。