無垢フローリングとは?お手入れ方法とオシャレな建築実例11選を紹介
マイホームを建てるなら、ナチュラルな風合いを持つ無垢フローリングを取り入れたいと希望する人は増えています。
けれど、無垢フローリングについて詳しく説明できる人は少ないものです。 「無垢フローリングにしたいけど、どんな雰囲気になるの?」「お手入れの注意点はある?」という疑問も湧いてくるかもしれません。
そこで今回は、無垢フローリングの特徴とお手入れ方法を解説していきます。オシャレな建築実例も多数紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1. 無垢フローリングとは?特徴と種類を解説
木の持つ味わいや温かみを感じられる無垢材のフローリングに惹かれている人は多いことでしょう。 まずは、無垢フローリングの特徴と種類を解説します。
1-1. 無垢フローリングとは
無垢フローリングとは、天然木を加工して作られた床材のことです。一本の丸太から、床材に形に削り出して作られるために、2つとして同じものはありません。
無垢フローリング以外のフローリングは、複合フローリングと呼ばれます。複合フローリングは、合板やベニヤ板を何枚か重ねた芯材に、2mm程度の天然木を薄くスライスしたものを接着剤で貼って作られた床材です。
複合フローリングと比べると、無垢のフローリングは天然木が持つ肌触りや香りを保ち、木ならではの柔らかな印象を与えてくれます。
1-2. 人気の種類7選
無垢フローリングは、天然木を使うことから樹種によって見た目と機能面に違いが出ます。 大きく分けると無垢フローリングに使われる種類は、針葉樹と広葉樹の2種類です。 樹種により差はありますが、傾向としては以下の特徴を持ちます。
木材種 | 代表的な樹種 | 特徴 |
---|---|---|
針葉樹 | パイン・スギ・ヒノキなど |
|
広葉樹 | メープル・オーク・チーク・ウォールナットなど |
|
ここでは、無垢フローリングの中から人気の7種類を、針葉樹から広葉樹の順に解説します。
パイン(マツ)
パイン材は、明るい色合いでナチュラルな印象を与える針葉樹の床材です。香りが良く、節のある見た目が特徴で、カントリー調や北欧系のインテリアによく似合います。
一口にパインといっても、欧米産のレッドパインから、国産のクロマツまで産地も種類もさまざまです。そのため、他の無垢材よりも価格帯の幅が広く、手頃な値段でも手に入れられるのも魅力といえるでしょう。
パイン材は、同じ針葉樹であるスギやヒノキに比べると、比重は重くやや硬めであることから扱いやすい樹種です。
スギ
スギは、軽量で柔らかい床材です。日本では古くから使われている樹種であるため、馴染みがある人も多いことでしょう。
足触りが柔らかで、足が疲れにくいため、お子様がいるご家庭や年配の方が暮らす部屋によく選ばれています。ほんのりと甘い香りを放ち、リラックス感を与えるというのもスギの魅力です。
また、空気を含みやすいため断熱性・蓄熱性が高く、冬場でもほんのりと暖かさを感じます。しかし、柔らかさがある分、傷や汚れが付きやすいことも頭に入れておきたいものです。
ヒノキ
ヒノキは、足触りが良く、ほどよい硬さを持つ樹種です。油分を多く含むため、水廻りの床材にも適しています。
日本では昔から使われているヒノキは、浴槽に使われるほど水分に強く、腐りにくいのが特徴です。そして、ヒノキ特有の香りの良さに、リラックス感を得られる人も多いことでしょう。
針葉樹の中でも、強度はスギやパインよりも高く傷つきにくい木材といえます。しかし、成長の遅い樹木であるため流通量が少なく、比較的価格は高めだという点に注意しましょう。
メープル(カエデ)
メープルは、乳白色の木肌と柔らかな木目が印象的な広葉樹です。カナダ北東部やアメリカ北東部に分布する樹木であることから、厳しい冬の時期を乗り越えた硬い幹を持ちます。
そのため、しっかりとした重量と、高い強度や耐摩耗性を持つのが特徴です。
また、滑らかな木肌を持つことから足裏の心地よさに定評があります。ナチュラルテイストを好む人にオススメの樹種です。
オーク(ナラ)
広葉樹であるオークは、力強い木目と適度な硬さを持つ人気の樹種です。耐久性や擦り傷などがつきにくく、機能面にも優れた材木といえるでしょう。b
また、無垢材の中では伸縮率が少ないため扱いやすい材木です。無垢フローリングの定番樹種で、比較的、手に入りやすい価格帯であるため、住宅の床材に広く選ばれています。
チーク(クマツヅラ)
チークは、重厚感のある色合いが印象的な広葉樹です。油分が多く含まれるために、水気に強く耐久性に優れます。
南アジアから東南アジアに地域に分布する樹木であるため、熱帯地方に多いシロアリなどの害虫や腐食にも強いというのも特徴の一つです。
チークは無塗装でも反や縮みなどの狂いが少なく、機能性に優れた床材といえます。ブラウン色は、洋風にも和風にも似合い、エレガントな雰囲気を演出するでしょう。
ウォールナット(クルミ)
ウォールナットは、クルミ科の木材で家具や建材に広く使われる樹種です。美しいマーブル模様が特徴的で、重厚感があるため床材に使うと、大人っぽい空間に仕上がります。
また、広葉樹の中でも硬めの木材で、寸法の変化が起きにくく耐衝撃性・耐久性に優れます。
重厚感と高級感を持つウォールナットは、チーク・マホガニーとともに世界三大銘木の一つとして人気の樹種です。
2. 無垢フローリングのメリット・デメリット
自然素材であるため豊かな表情を持つ無垢フローリング。採用する前に魅力や注意点を知っておきたいものです。 ここでは、無垢材フローリングのメリット・デメリットを紹介します。
2-1. メリット
無垢材のメリットは、主に以下の3点です。
- デザイン性に優れる
- 保温性・断熱性に優れる
- 経年変化を楽しめる
順に解説します。
デザイン性に優れる
無垢フローリングは、何といってもデザイン性に優れる点が1番のメリットです。本物の木を切り出して作られた床材は、人工的に作られた木材では出せない、繊細な表情を持っています。
また、木の香りがするのも無垢材ならではの魅力です。無垢フローリングは足裏が心地よくサラリとした肌触りを得られます。
また、カーペットやタイルに比べると掃除もしやすいという機能性の高さも、住宅では広く選ばれている人気の床材です。
保温性・断熱性に優れる
無垢フローリングは、保温性と断熱性に優れるという点もメリットの一つです。無垢フローリングには、木材が持つ本来の機能である調湿機能があり、室内の湿度を一定に保ちます。
調湿機能は、いわゆる「木が呼吸している」という状態です。梅雨など多湿の時期には湿気を吸収し、空気が乾燥する冬の時期は適度に湿気を放出します。
また、無垢材は木の中に空気をたくさん含むため、触ったときに冷たさを感じにくいのも特徴です。
冬は乾燥し夏は多湿になる、日本の気候にあった床材といえるでしょう。
経年変化を楽しめる
忘れてはならない無垢材のメリットの一つは、経年変化を楽しめるという点です。無垢フローリングは、年月が経つほどに、自然な光沢が出てきて温かみも増してきます。
例えば、ヒノキは経年により色が変化し、深みが増す木材として人気です。新築時は白っぽい色合いをしていますが、経年により味わいのある飴色と変化します。
木材本来の見た目の変化は、工業製品である複合フローリングでは味わえません。年月とともに変化する持ち味を、住みながら眺められるのは無垢フローリングの魅力です。
2-2. デメリット
デザイン性が高い無垢フローリング、一方でデメリットもしっかりと理解した上で採用を決めたいですね。 無垢フローリングの主なデメリットは以下の3点です。
- 変形しやすい
- 傷がつきやすい
- コストが高い
順に説明します。
変形しやすい
まず、複合フローリングに比べると、変形しやすいのが無垢フローリングのデメリットです。木が水分を吸収したり排出したりして、膨張と収縮を繰り返しているために変形が起こります。
乾燥する冬場には、フローリングとフローリングの間に、わずかな隙間ができるかもしれません。逆に、春や夏には膨張して突き上げが起こります。
傷がつきやすい
次のデメリットは、無垢フローリングは傷がつきやすいという点です。樹種によっては柔らかく傷つきやすいため扱いづらさを感じる人も少なくありません。
しかし、マイホームに住みながら付いた傷や汚れも「思い出深い」と捉えられるなら、デメリットとは言い切れないものです。
そして、傷がついても凹みを修復できるというのは無垢材の特徴といえます。水分を吸収して伸縮する性質を利用して、アイロンヤスチームで補修可能です。
また、傷を削っても、同じ風合いを楽しめるのは、複合フローリングにはない無垢材独特の魅力といえるでしょう。
コストが高い
無垢フローリングは、材木からフローリングの形で切り出されるため、材料費や加工費は高くなります。
一方で、複合フローリングの種類は安いものから機能性の高い高価なフローリングです。高性能フローリングと比べると、大きな差はないとえるかもしれません。
また、複合フローリングでは、傷がつくと張り替えが必要になりますが、無垢フローリングは、傷ついた部分を削ってワックスを塗れば元に戻せます。
導入コストは高くてもメンテナンスコストを抑える方法が存在するのは、無垢材ならではといえます。
3. 無垢フローリングの塗装の種類
無垢のフローリングは、塗装によって風合いや機能面にも違いが出ます。 以下の3種類が主な塗装方法です。
- 無塗装
- オイルやワックスなど自然派塗装
- ウレタン系塗装
それぞれ解説します。
3-1. 無塗装
無垢フローリングの無塗装とは、文字通り、何の塗装も施さないことをいいます。木材の持つ香りや調湿機能を存分に楽しめるのが、無塗装の魅力です。
一方で、塗料やワックスで床材が保護されていないため、反り返りが起こりやすく、汚れも染み込みやすくなります。
例えば、コーヒー・紅茶など、色のついた飲み物をこぼすと、シミが出来やすいといえるでしょう。けれど、生活する中で出来るシミも「味」と捉えられるなら、香りのよい無塗装は最善の選択かもしれません。
3-2. オイルやワックスなど自然派塗装
無垢フローリングで多くの人に選ばれているのは、オイルやワックスなど自然素材の塗装です。
専用のオイルや蜜蝋などのワックスを、木材内部に浸透させる塗装です。表面の傷や汚れからフローリングを保護し、ツヤを出して木材を美しく保ちます。
ウレタン系塗装と違い、表面に塗膜を作らないため、天然木の肌触りや質感を楽しめるのが魅力です。また、油分が水分をはじくため、無垢塗装よりも汚れに強くなります。
しかし、毎日の歩行や家具の移動などで、油分が失われていくため定期的に塗り替えを行わなければなりません。
自然な風合いを残しつつも木材を保護する、機能的な塗装方法だといえます。天然木のフローリングにするなら、塗装も天然素材にしてこだわりたいという方にもオススメです。
3-3. ウレタン系塗装
無垢材のフローリングに使われるウレタン系の塗装は、フローリングの表面に薄い膜が張られたように美しい光沢を持つ塗装です。
光が反射して高級感を出すため、上質な雰囲気を演出したい方に好まれます。
また、ウレタン塗装では、塗膜が作られるため機能面も向上します。一度塗ってしまえば、20〜30年は塗り替える必要がありません。
一方で、無垢本来の質感や色を楽しめなくなるというデメリットもあります。また、熱を加えると白濁や隔離が起こるため注意が必要です。
4. 無垢フローリングは手入れが大変?メンテナンスのコツ
「無垢フローリングは、お手入れが大変なのでは?」という不安を持つ人も少なくないはずです。 無垢材は、こまめにお手入れすることで、美しい状態が維持できるようになります。 では、どんなお手入れが必要なのでしょうか。 ここでは、無垢フローリングの手入れとメンテナンスのコツを解説します。
4-1. 基本のお手入れは乾拭きする
無垢フローリングの基本のお手入れは、掃除機をかけることです。一般的な複合フローリングと同じで、乾いたモップやホウキも使えます。
床の上に細かい砂利やゴミが残っていると、傷や凹みの原因となるため取り除きましょう。
汚れが気になる部分は水拭きも可能です。けれど水拭きの後は必ず乾拭きを行い、水分を取り除きます。
4-2. 1~3カ月ごとに水拭きする
無垢フローリングのお手入れでは、1か月~3か月に1回、硬く絞った雑巾で水拭きを行います。さらに、こびりついた汚れが見られる箇所は、固く絞った雑巾で拭きましょう。
また、目地の間に入り込んだチリやホコリはつまようじなどで取り除くことをおすすめします。
4-3. 半年1年に1回は大掃除する
半年に一回は、よく歩く部分をメインにワックスを塗ります。毎日、生活していく中で、撥水性が落ち塗装の油分がなくなっていくためです。
ワックスは既に塗られている塗装剤との相性もあるため、施工業者にメンテナンス向きの塗装剤を聞いてみましょう。
こまめに塗りすぎるとベタついてしまうため、ワックスの頻度は年に一度をオススメします。
無塗装やワックスなど自然は塗装の場合、傷や凹みがある場合は、傷の部分を紙やすりで軽くこすり、ワックスを塗り込むと目立ちにくくなります。
4-4. やってはいけないお手入れ
木材が呼吸する無垢フローリングでは、高温のスチームクリーナーは使わないようにしましょう。木が水分を含みすぎて、膨張してしまいます。
また、無垢材はデリケートであるため、酸性の薬剤や化学薬品を使った洗剤は避けましょう。木が薬剤を吸収して、色ムラや黒ずみなどの変色が起こってしまいます。 どうしても使いたい場合は、薄めた中性洗剤か無垢材専用の洗剤がオススメです。
5. 無垢フローリングが使われたオシャレな建築実例
プロの建築家は、木材そのものの持つ特徴を把握し、施主の要望を踏まえながら土地や風土にあわせた建材を選んでデザインしていきます。 実際に、無垢フローリングが使われた事例をみることで、マイホームのイメージがつきやすくなるはずです。 ここでは、建築家が手掛けたオシャレな建築実例を紹介します。
5-1. 事例1:無垢フローリングのカジュアルなリビング
内装壁に木材を使い、床に無垢フローリングを施工した事例をご紹介します。無垢フローリングならではの節がある見た目は、空間全体をカジュアルに演出していますね。
壁・天井とは異なる木目を床材に選び、アットホームな印象を作り上げています。足触りが良さそうなフローリングは、住み続ける中でどんな色合いに変化するのでしょうか。
毎年、お手入れも楽しみながら過ごせるような、気取らない雰囲気を持つ無垢フローリングのリビングです。
5-2. 事例2:無垢フローリングと金属の組み合わせ
組み合わせる素材によって、さまざまな印象に変化するのも無垢フローリングの特徴です。
先程のカジュアルな印象とは打って変わって、ステンレスキッチンと組み合わせると、ご覧のようにスタイリッシュな表情に。
本物の天然木が持つ繊細さが、シックな色合いのインテリアをよりくっきりと際立たせています。都会的なセンスの良さが光るリビングにも、無垢材は似合います。
5-3. 事例3:和モダン住宅にこそ無垢フローリング
日本の住宅には従来より材木が使われてきたことから、和モダン住宅にも無垢フローリングはもちろん似合います。
障子や土間、鴨居といった和風住宅ならではの素材と組み合わせても、すんなり馴染みますね。
5-4. 事例4:無垢フローリングとお揃いの造作家具
床材に無垢フローリングを選ぶと、造作家具も同じ樹種で揃えられるというメリットもあります。
写真は、ダイニングテーブル・キッチンの表面材・フローリング材を同じ材料で作った事例です。長手方向に配置された木目には、空間をより広く見せる効果もありますよ。
家族が自然に集まりそうな、木の温かみを感じるリビングです。
5-5. 事例5:床と天井に無垢フローリング
和室にも洋室にも似合うのが無垢フローリングの魅力です。床と天井に木材を張り、落ち着きのある空間に仕上げた事例をご紹介します。木目の繊細な表情が、落ち着きを感じさせるリビングですね。
控えめな光沢を持つ無垢フローリングが、窓から取り入れた光を、柔らかく部屋の中央へと運びます。ソファに腰掛けてゆっくり映画鑑賞をしたくなるような、リラックス空間が出来上がりました。
5-6. 事例6:ヘリンボーンのキッチン床
無垢フローリングにアクセントをつけたいときには、ヘリンボーンを選んでみてはいかがでしょうか。 V字型の模様を持つフローリングの敷き方を、ヘリンボーンといいます。白系の無垢材でキッチンの床をヘリンボーンにした事例です。床材にデザインを施すと、グッと海外風の内装に仕上がりますね。
まるでパリの一角にあるようなキュートなキッチンでは、お料理を作るテンションも上がりそうです。
5-7. 事例7:無垢フローリングを使ったアトリエ
無垢フローリングの持つ柔らかな木目は、アクセントのあるインテリアにもすんなり馴染みます。
手前の部屋には鮮やかな緑色の引き戸、奥側には赤い枠のガラスドア・水色のドアを配置し、部屋によってテイストを変えたアトリエです。それぞれに思い思いの色を選んだドアを、無垢フローリングが上手にまとめています。
面持ちが柔らかく主張しない無垢フローリングは、個性的なインテリアを引き立たせる万能床材といえるでしょう。
5-8. 事例8:木製のスケルトン階段と無垢フローリング
深い色合いを持つ無垢フローリングを施した、リビング・ダイニングを紹介します。階段は、開放的でモダンな形でありながら木目の温かみを持つスケルトンを採用しました。
キッチンのオープン棚や造作家具とともに、梁と床材の色調をあわせることで全体的に落ち着きのあるインテリアにまとめていますね。
木の温もりが感じられるリビングは、どことなく懐かしさがあり、帰宅したらホッと一息つけそうです。
5-9. 事例9:ラグジュアリー感のあるヘリンボーン
ヘリンボーンの床材を選んだリノベーション事例を紹介します。遊びのあるデザインのヘリンボーン床が、落ち着いた色味のリビングにアクセントを加えていますね。
ヘリンボーン床にファブリックのラグとシャンデリアを組み合わせることで、ラグジュアリーな印象に仕上げています。どこを切り取っても絵画になりそうな、オシャレなリビングです。
5-10. 事例10:焼杉材の壁と無垢フローリング
外壁と同じ焼杉材を室内の壁にも使い、無垢フローリングとあわせた事例をご紹介します。 焼杉材のこっくりとした黒い表情とは対照的に、一枚一枚、色のトーンが違う天然木の床材が美しく映えていますね。
無垢フローリングは、天然木であることから唯一無二の柄を楽しめることも魅力といえます。他にはない特別感を持つ床材は、住宅にいろどりを添えてくれます。
5-11. 事例11:RC造の住まいに無垢フローリング
住まいは鉄筋コンクリート造だけれど、冷たい印象は避けたいという人は、無垢フローリングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
コンクリート打ち放し壁の部屋に、無垢フローリングを採用した事例です。無機質なコンクリートの質感とは対照的に、生命力あふれる床材が温もりをプラスしています。
無垢フローリングが、木製の北欧家具とともにさまざまな表情をみせていますね。肌触りの良さそうな床の上で裸足になり、ゆっくりとくつろぎたくなるリビングです。
6. まとめ
無垢のフローリングは、天然木の持つデザイン性の高さと木材特有の調湿機能を持ち、経年変化を楽しめる味わい深い床材です。
マイホーム建築で無垢フローリングの特性を活かすには、木の持つ特性に詳しい建築家に相談してみませんか?組み合わせ方次第でさまざまな表情をみせる無垢のフローリングは、選び方次第で演出する印象が変わります。
経験豊富な専門家であれば、無垢材の質感を活かして、より一層上質な空間を作り上げられるはずです。
タイテルでは、専門家による相談を無料で受け付けております。もし判断に迷った場合は、ぜひお気軽にご相談ください。一級建築士の資格をもつタイテル建築アドバイザーが、お客様のご相談にのっています。