【写真付き】建築家が建てる「犬と暮らすおしゃれな家」|間取りアイデア集

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愛犬との暮らしは多くの幸せを感じられる一方で、犬の身体や性格などさまざまな点に気を配りながら、快適な居住空間を作っていく必要があります。しかし家づくりに詳しくない自分たちだけで調べたり考えたりするのは、難しい部分も多いものです。

そこでこの記事では、建築家が建てる「犬と暮らすおしゃれな家」の実例や間取りのアイデアを解説します。建築のプロならではの機能性やセンスが光るおしゃれな住宅をご紹介しているため、これから愛犬と暮らす家を建てようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、人と犬が心地よく暮らせる住宅の間取りを具体的にイメージできるようになります。

<目次>

  1. 1. 「愛犬と暮らす家」は建築家と一緒に作ろう
  2. 2. 愛犬と暮らす家で建築家が提案する間取りアイデア 7 つ
    1. 2-1. 日向ぼっこができる広々とした「ウッドデッキ・テラス」
    2. 2-2. 元気いっぱいに走り回れる「ドッグラン」
    3. 2-3. 安心して遊ばせてあげられる「中庭」
    4. 2-4. ゆっくり休める「リラックススペース」
    5. 2-5. 何かと便利な「立水栓・シャワールーム」
    6. 2-6. 夏の暑さをしのげる「プール」
    7. 2-7. 愛犬のお世話がしやすい「広めの玄関・土間」
  3. 3. 愛犬と暮らす家を考えるときの 7 つの秘訣
    1. 3-1. 滑りにくい床材を選ぼう
    2. 3-2. 階段は緩やかに!
    3. 3-3. 犬のニオイを消臭してくれる素材を取り入れる
    4. 3-4. 吠え声対策として防音性の高い住宅にする
    5. 3-5. 広めのLDKを設計する
    6. 3-6. 犬の安全を考えた細かい工夫を施す
    7. 3-7. 犬の視点に偏りすぎないように注意する
  4. 4. 建築家が建てた「愛犬と暮らす家」の実例 6 選
    1. 4-1. 思いっきり走り回れる庭がある家
    2. 4-2. 小型犬にピッタリの小さなウッドデッキがある家
    3. 4-3. 自然が豊かな土地で犬と暮らす平屋
    4. 4-4. 愛犬 2 匹のお世話がしやすい広めの玄関
    5. 4-5. 人も犬も遊べる、家族団らんの家
    6. 4-6. 日向ぼっこができる中庭テラスがある家
  5. 5. まとめ

1. 「愛犬と暮らす家」は建築家と一緒に作ろう

HOUSE MI (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 HOUSE MI (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 HOUSE MI (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
HOUSE MI 伊原 孝則 | FEDL

「愛犬と暮らす家」を建てるなら、自由設計を基本とする建築家や設計事務所に依頼するのがおすすめです。建築家(設計事務所)はハウスメーカーよりも設計の自由度が高く、愛犬との暮らしやすい空間を作るための細かい要望にも応えてもらいやすいためです。

また「犬」といっても犬種はさまざまで、体の大きさやつくりによって適切な家づくりは異なります。そのためハウスメーカーのように決まった規格やプラン内では、犬ごとに合わせた最適な家づくりを実現するのは難しいのです。

大切な家族だからこそ、愛犬それぞれに合わせて快適な空間を作りたいと考えている場合には、人と犬にピッタリの家を建てられるプロの建築家に依頼をしてみましょう。

2. 愛犬と暮らす家で建築家が提案する間取りアイデア 7 つ

ここからは、愛犬と暮らす家で建築家が提案する間取りのアイデアを 7 つご紹介します。

これらの間取りは単体で設置しても良いですが、いくつか組み合わせて設計するとより機能性や魅力を高められます。愛犬との生活をイメージしつつ、理想の間取りを探してみてください。

2-1. 日向ぼっこができる広々とした「ウッドデッキ・テラス」

湯の山の平屋 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 湯の山の平屋 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像 湯の山の平屋 〜十字プランと四つの庭〜 (建築家 : 納谷 学) の作品画像
湯の山の平屋 〜十字プランと四つの庭〜 納谷 学 | 納谷建築設計事務所(株)

室内から外へつなぐ「ウッドデッキ・テラス」は、人も犬ものびのびとした開放感を堪能できる間取りです。天気が良い日はウッドデッキに出て日向ぼっこをしたり、ちょっとした運動をしたりと清々しい過ごし方ができます。

さらに人にとっても使い勝手がいい間取りなのも魅力でしょう。アウトドアリビングとして家族と外で食事をしたり洗濯物を干したりしながら、愛犬が庭で元気いっぱいに遊ぶ様子を見守れます。

また犬はもともと群れで生活していたこともあり、近くに人がいることに安心感を覚えます。飼い主と犬が同じ空間でくつろげるウッドデッキ・テラスは両者にとって快適な空間といえるでしょう。

2-2. 元気いっぱいに走り回れる「ドッグラン」

Kiseki no IE | 軌跡の家 (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 Kiseki no IE | 軌跡の家 (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 Kiseki no IE | 軌跡の家 (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
Kiseki no IE | 軌跡の家 伊原 孝則 | FEDL

広い土地があれば、愛犬が元気いっぱい走り回れるような「ドッグラン」が設けられます。前述したウッドデッキ・テラスとの相性も抜群です。

ドッグランがあると、仕事が忙しくて散歩に連れていけない日でも自由に遊ばせられるので、愛犬のストレス解消ができます。また散歩に行くと交通事故や誤飲などにも注意しなければ生りませんが、そうしたリスクを避けて安全に遊ばせられるのも自宅のドッグランならではの魅力です。

上記の写真はドッグランではありませんが、これくらい広い土地があると愛犬を存分に遊ばせてあげられるでしょう。

2-3. 安心して遊ばせてあげられる「中庭」

鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 鴨居の家 | Kamoi house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
鴨居の家 | Kamoi house 八島正年 + 八島夕子 | 八島建築設計事務所

建物に囲まれた「中庭」なら、愛犬が遊んでいるときに道路に飛び出す心配もなく安心して遊ばせられます。

普通の庭では「道路に飛び出してしまわないか」「敷地外へ行って迷子になってしまわないか」といった不安を感じるでしょう。しかし中庭なら開放感もありつつ安全性が高いため、犬だけでも遊ばせてあげられます

さらに真上から降り注ぐ光を集める中庭があれば、採光性が高く明るい家を建てられます。人も犬もストレスフリーな環境を楽しむために、ぜひ人気の間取りである中庭を検討してみてください。

2-4. ゆっくり休める「リラックススペース」

愛犬がゆっくり休むための「リラックススペース」を設置すると、より居心地のいい家になります。

たとえば、日当たりのいい窓際に愛犬用のリラックススペースを確保し、犬用のベッドやクッションを置いて特別な空間を作ってあげるのはいかがでしょうか。先にもお伝えしたとおり犬は家族の存在が近くにいないと不安になってしまうため、人の気配が感じられつつプライバシーも保てる、ほどよい距離感の場所を検討しましょう。

2-5. 何かと便利な「立水栓・シャワールーム」

三浦海岸の別荘|Miura Beach House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 三浦海岸の別荘|Miura Beach House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像 三浦海岸の別荘|Miura Beach House (建築家 : 武富 恭美) の作品画像
三浦海岸の別荘|Miura Beach House 武富 恭美 | d/dt Arch./ディーディーティー

愛犬と暮らす家では、玄関先に水栓を設けているケースが多いでしょう。たとえば散歩から帰ってきたらササっと足を洗える「立水栓」や、玄関近くの室内に「シャワールーム」を設けるのがおすすめです。

またお子さまがいる場合には、外から帰ってきて泥んこになった洋服や靴を洗ったりするのにも役立ちます。ほかにも、庭に植物を植えてガーデニングを楽しむ場合には、ホースがつながるような立水栓にしておくと簡単に水やりができるでしょう。

玄関先に水栓があるとさまざまな用途に使えて利便性が高まりますので、ぜひご検討ください。

2-6. 夏の暑さをしのげる「プール」

富津の家 (建築家 : 松田 仁樹) の作品画像 富津の家 (建築家 : 松田 仁樹) の作品画像 富津の家 (建築家 : 松田 仁樹) の作品画像
富津の家 松田 仁樹 | 松田仁樹建築設計事務所 / Yoshiki Matsuda Architects

暑さが苦手な犬のために「プール」を設けた住宅も人気です。

大きなプールでなくても、家庭用にちょっとした水遊びができる広さがあれば、夏の暑さをしのいだり身体を洗ってあげたりできます。愛犬にとってうれしいのはもちろんですが、人にとっても魅力的です。愛犬やお子さまと一緒に楽しめるプールが自宅にあることで、夏の思い出を作れるでしょう。

プールは単体で設置するのも素敵ですが、前述した中庭やウッドデッキ・テラスと組み合わせると、よりおしゃれな空間を実現できます。

2-7. 愛犬のお世話がしやすい「広めの玄関・土間」

nt 2020- (建築家 : 光本直人+濱名直子) の作品画像 nt 2020- (建築家 : 光本直人+濱名直子) の作品画像 nt 2020- (建築家 : 光本直人+濱名直子) の作品画像
nt 2020- 光本直人+濱名直子 | ミハデザイン一級建築士事務所

玄関を広めに設計したり「土間」を取り入れたりすると、愛犬のお世話をしやすい空間ができます。

たとえば外出前にドッグウェアを着せるときや、ブラッシングをしてあげるときなど、さまざまな場面で広い玄関や土間は役立ちます。また玄関脇にフックを取り付けるとリードを掛けておけますし、棚をつけると散歩のときに持っていくものをまとめて収納できて便利です。

玄関を広く設計したり、土間を取り入れたりして機能性を高め、愛犬との外出準備もより楽しい時間にしていきましょう。

3. 愛犬と暮らす家を考えるときの 7 つの秘訣

ここからは、愛犬と快適に暮らせる家を作るために大切な 7 つの秘訣をご紹介します。どのような家づくりをすれば人も犬も心地よく暮らせるかを考えるきっかけとなるため、ぜひ参考にしてみてください。

3-1. 滑りにくい床材を選ぼう

愛犬と暮らすにあたり、滑りにくい床材を選ぶことは非常に重要です。

通常のフローリングやタイルなどのツルツルした床材では爪が食い込まないため、犬にとっては滑りやすくて危険です。また硬い素材は衝撃を吸収しないため、ジャンプしたときなどに足腰を痛めてしまう可能性もあります。

建築家に相談し、浮造り(うづくり)加工がされたフローリングや、柔らかい針葉樹の床材を取り入れてもらうと安心して暮らせるでしょう。

3-2. 階段は緩やかに!

三鷹の家 (建築家 : 片山 正樹) の作品画像 三鷹の家 (建築家 : 片山 正樹) の作品画像 三鷹の家 (建築家 : 片山 正樹) の作品画像
三鷹の家 片山 正樹 | 片山正樹建築計画事務所

階段は、愛犬にとって上りやすい傾斜かどうかを考えて設計してもらいましょう。階段の傾斜が急だと、腰や膝に負担がかかりケガの原因になってしまうためです。

たとえば緩やかな傾斜の「緩勾配」の階段に仕上げると、犬にとって少ない負荷で上り下りが可能です。

また、犬にとって上り下りしやすい階段は人にも優しい階段といえます。老後まで住むことを想定するなら、傾斜は緩やかなほうが安心です。愛犬のことはもちろんですが、自分達の将来のことも考え、両者に優しい階段作りを目指すようにしましょう。

3-3. 犬のニオイを消臭してくれる素材を取り入れる

消臭機能を持った機能性壁材や天井を取り入れると、犬独特のニオイを消臭してくれます。たとえば漆喰や珪藻土などがおすすめです。

犬の体から発せられる独特のニオイは、長く一緒に暮らす人は慣れてくるため気にならないかもしれません。しかし、普段犬と暮らしていない人は、犬のニオイを不快に感じてしまう可能性もあります。こまめに換気をしていても、長年室内で一緒に暮らしていると、壁や床、天井などにニオイが染みついてしまうものです。

来客があるたびに消臭剤を振りまくと、愛犬が消臭剤を吸い込んでしまう心配があるため、住宅を建てるときに消臭効果のある素材を積極的に取り入れることをおすすめします。

3-4. 吠え声対策として防音性の高い住宅にする

防音性の高い住宅にすれば、愛犬が吠えても近隣への迷惑を心配することなくストレスフリーに暮らせます。

飼い主は愛犬の吠え声に慣れているかもしれませんが、近隣の人が不快に感じていたらご近所トラブルに発展してしまう可能性もあるでしょう。また愛犬にとっても、吠えることを無理に止められたり叱られたりするとストレスになる場合もあります。

防音性に優れた住宅は、近隣への配慮はもちろん、犬と飼い主のストレス緩和にも効果的です。

3-5. 広めのLDKを設計する

眺の家 | A place to admire beautiful things (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 眺の家 | A place to admire beautiful things (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 眺の家 | A place to admire beautiful things (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
眺の家 | A place to admire beautiful things 伊原 孝則 | FEDL

LDK を広く設計すると、家族が集まりやすい空間になり、愛犬にとっても楽しく居心地のいい場所になります。具体的には、犬のトイレやごはんを食べる場所、寝床などを家族が集まる LDK に用意してあげると安心して過ごせるでしょう。

また広い LDK は、家族と愛犬が自然と集まりコミュニケーションを取りやすい空間となります。よりお互いが気持ちよく生活をするためにも、十分な広さを確保しながら清潔感や開放感も堪能できる居場所に仕上げましょう。

3-6. 犬の安全を考えた細かい工夫を施す

瀬田の家 | SETA-HOUSE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 瀬田の家 | SETA-HOUSE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 瀬田の家 | SETA-HOUSE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
瀬田の家 | SETA-HOUSE 伊原 孝則 | FEDL

家族全員が安心して暮らすためには、愛犬の安全を守るための工夫は怠らないようにしましょう。たとえば、以下のような工夫があげられます。

  • コンセントは高い位置に設置する
  • キッチンに入らないようフェンスを立てる
  • 外構には高めの柵を設けて飛び出し防止対策を施す
  • 事故の起こりやすい浴室に入らないよう引き戸や内開きの扉をつける
  • バルコニーのスキマは極力少なくする

上記のように、安全に配慮した工夫を施すだけでもストレスの少ない環境で暮らせます。あとから取り付けようとすると見栄えが悪くなりやすいため、設計時に施しておくのがおすすめです。

3-7. 犬の視点に偏りすぎないように注意する

つづきまのいえ (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像 つづきまのいえ (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像 つづきまのいえ (建築家 : 佐竹 永太郎) の作品画像
つづきまのいえ 佐竹 永太郎 | STAR/エスティエイアール

愛犬の暮らしやすさを重視することはとても大切ですが、気を配りすぎると人にとっての暮らしやすさを忘れがちです。

今は夫婦 2 人でも、将来子どもが生まれたり両親と一緒に暮らしたりするようになるかもしれません。加えて自分たちが何十年と長く暮らせるように、さまざまな配慮をしていく必要もあります。

これまでにもご紹介したように、愛犬との暮らしでは気を配る点が多いため、愛犬のことばかりに目を向けてしまいますが、家族全員が生活しやすいように多角的な視点をもった家づくりをしていきましょう。

そのためには、自分たちだけで考えるのではなく、建築家に相談しながら二人三脚で作り上げていってくださいね

4. 建築家が建てた「愛犬と暮らす家」の実例 6 選

最後に、建築家が建てた「愛犬と暮らす家」の実例を 6 つ厳選してご紹介します。

4-1. 思いっきり走り回れる庭がある家

HOUSE MI (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 HOUSE MI (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 HOUSE MI (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
HOUSE MI 伊原 孝則 | FEDL

こちらの住宅では、愛犬が自由に外を走り回れるように広々とした庭を設計しています。愛犬が外で元気に遊んでいる様子を、家の中からでもテラスからでも微笑ましく眺めていられる家。まさに犬と暮らす家にピッタリです。

また第三者の視線が気にならない森に囲まれた立地を利用して、庭に面した壁部分を開放感あふれる大きな窓で設計している点も大きな魅力でしょう。

4-2. 小型犬にピッタリの小さなウッドデッキがある家

みどりのいえ | Green House (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 みどりのいえ | Green House (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 みどりのいえ | Green House (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
みどりのいえ | Green House 伊原 孝則 | FEDL

愛犬と小さなお子さまが仲良く遊べるウッドデッキを設けたこちらの家。小型犬は体が小さく運動量がそれほど多くないため、上の写真ほどの小さなウッドデッキでもストレス発散できるでしょう。

また幅が広い大開口により室内とのつながりも感じられて、人も犬もリラックスできる住居となっています。

4-3. 自然が豊かな土地で犬と暮らす平屋

葉山町の家 | Hayama house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 葉山町の家 | Hayama house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像 葉山町の家 | Hayama house (建築家 : 八島正年 + 八島夕子) の作品画像
葉山町の家 | Hayama house 八島正年 + 八島夕子 | 八島建築設計事務所

東京都心から神奈川県に引っ越してきたこちらの一家。周りは大自然に囲まれて、少し歩けば海も楽しめる好立地に平屋住宅を建てました。一歩外に出れば自然とふれ合える環境のため、人も犬もリラックスして過ごせます。

また階段がほとんどない平屋は、犬にとっても人にとっても優しい家といえます。お互いに年を重ねてきて足腰が不安になっても、大変な思いをすることなく過ごしていけるでしょう。

4-4. 愛犬 2 匹のお世話がしやすい広めの玄関

南片江の家 (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像 南片江の家 (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像 南片江の家 (建築家 : 吉田慎二+杉田陽子) の作品画像
南片江の家 吉田慎二+杉田陽子 | 杉田吉田アーキテクツ 一級建築士事務所

こちらはご夫婦と小型犬 2 匹が暮らす住宅です。写真のような広々とした玄関があれば、散歩の準備をしたりブラッシングしてあげたりと、愛犬たちのお世話が楽々できます。加えてシンプルなアームレスチェアを置いておけば、ちょっと腰を掛けたり小物を置いたりするときに便利です。

また全体的に白とグレーでまとめられた清潔感のある玄関は、来客を清々しい気持ちで迎え入れてくれるでしょう。

4-5. 人も犬も遊べる、家族団らんの家

surround house 団欒を囲う家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像 surround house 団欒を囲う家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像 surround house 団欒を囲う家 (建築家 : 松尾宗則 ・ 松尾遥) の作品画像
surround house 団欒を囲う家 松尾宗則 ・ 松尾遥 | 株式会社TAIMATSU

こちらは家族団らんを大切にする住宅です。人がリラックスできるハンモックを設置したり、犬がのんびりと過ごせるウッドデッキを設けたりと、人と犬が一緒に暮らせる庭づくりをしています。

また内装は、家族が楽しい時間を過ごす食卓を、キッチンやリビング、水まわりといった間取りが囲う形に設計されている点も特徴です。近所に住む弟ご家族も集まれば 10 人と犬 2 匹が過ごす空間になるため、大人数になってもゆったりとくつろげる空間に仕上げています。

4-6. 日向ぼっこができる中庭テラスがある家

House in Owari/尾張の住宅 (建築家 : 伊原洋光 + 伊原みどり) の作品画像 House in Owari/尾張の住宅 (建築家 : 伊原洋光 + 伊原みどり) の作品画像 House in Owari/尾張の住宅 (建築家 : 伊原洋光 + 伊原みどり) の作品画像
House in Owari/尾張の住宅 伊原洋光 + 伊原みどり | hm+architects 一級建築士事務所

3 つのテラスを設けた独創的な間取りが魅力のこちらの住宅。飼い主と一緒にリラックスしながら日向ぼっこができるテラスは、愛犬にとって最高の場所といえるでしょう。

またリビングとつながる上の写真のテラスには日の光もさんさんと降り注ぎ、そのままリビングを明るく照らしてくれます。室内の床材とウッドデッキを同じ色味に統一したことで、空間がつながったように見えて広く感じる点もうれしいポイントです。

5. まとめ

建築家だからこそできる自由設計で建てられた、犬と人が快適に暮らせるおしゃれな家の実例をご紹介しました。

これから犬と暮らす家を建てたい人は、人だけが暮らす家を建てるよりも細かな部分に配慮していかなければなりません。依頼主の要望を汲み取り、人や犬にとって最も心地がいい空間を提案してくれる建築家に一度相談 してみてはいかがでしょうか。

タイテルでは一級建築士の資格をもつ建築アドバイザーとの無料相談 も行っていますので、個別のご相談などがある際はぜひお気軽にご利用ください。