収納力が高いおしゃれなシェルフのアイデア9選|おすすめの探し方も紹介

更新

洗練された部屋に仕上げるため、おしゃれなシェルフにこだわりたい人も多いでしょう。シェルフは選び方・使い方次第でリビングやキッチンを美しく、そして使いやすく整えてくれる家具です。

この記事では、収納力が高いおしゃれなシェルフのアイデア9選をご紹介します。 読み終わるころには、自宅に置きたい理想のおしゃれなシェルフのイメージが湧くことでしょう。

<目次>

  1. 1. シェルフの代表的な4種類を紹介
    1. 1-1. 見せる収納として大活躍する「オープンシェルフ」
    2. 1-2. 自由自在に組み合わせできる「ブロックシェルフ」
    3. 1-3. 省スペースでも使いやすい「ウォールシェルフ」
    4. 1-4. 本の収納に役立つ「ブックシェルフ」
  2. 2. プロがデザインしたおしゃれな造作シェルフ9選
    1. 2-1. 壁の空間を利用したブックシェルフ
    2. 2-2. 自由自在な使い方ができるキッチンのウォールシェルフ
    3. 2-3. 家族が集まるリビングには壁掛けシェルフで思い出を飾る
    4. 2-4. 湾曲した壁に取り付けたブックシェルフは本の収納にも◎
    5. 2-5. ヘリンボーンの床×イエローの壁材×白いシェルフで北欧空間
    6. 2-6. 造作ならではの隙間にフィットしたスリムなシェルフ
    7. 2-7. 木材の優しさをブラックスチールが引き締めるウォールシェルフ
    8. 2-8. まるでおしゃれなカフェのような壁一面の本棚
    9. 2-9. キッチンのオープン吊り戸で見せる収納を実現
  3. 3. シェルフをおしゃれに使いこなす秘訣
  4. 4. おしゃれなシェルフと出会う3つの方法
    1. 4-1. 既製品を購入する
    2. 4-2. DIYする
    3. 4-3. 建築家に造作シェルフを依頼する
  5. 5. まとめ

1. シェルフの代表的な4種類を紹介

まずはシェルフの代表的な4種類をご紹介します。どれも見た目と特徴が大きく異なるため、選ぶシェルフによって部屋の印象がガラリと変わります。ぜひ自宅にぴったりのシェルフの種類を探してみてください。

1-1. 見せる収納として大活躍する「オープンシェルフ」

House K_n (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 House K_n (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 House K_n (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
House K_n(建築家:伊原 孝則

背面と側面の板を少なくしたオープンシェルフは、「見せる飾り棚」としてお気に入りのインテリアを飾って楽しめる点が特徴的です。たとえば観葉植物やインテリアを飾ったり、あえて空白を多くしてレイアウトしたりするとおしゃれに活用できます。

さらに背面の板がなく空間の間仕切りとしてもピッタリです。部屋全体に奥行きが感じられ、開放感と収納力を同時に楽しめるでしょう。

1-2. 自由自在に組み合わせできる「ブロックシェルフ」

ブロックシェルフの画像

ブロックシェルフとはその名のとおり、一つひとつの小さなブロックをいくつか組み合わせてできた棚を指します。

複数のブロックを横に並べたり縦に重ねたりと、発想次第でさまざまなレイアウトを楽しめるシェルフです。色違いのボックスを組み合わせても個性的に仕上がるでしょう。

また使用用途に合わせて自由自在に組み合わせられるため、モノが増えてもブロックシェルフを追加するだけで収納スペースを増やせます。ライフスタイルの変化が多い人にもピッタリの収納棚といえるでしょう。

1-3. 省スペースでも使いやすい「ウォールシェルフ」

天神橋の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 天神橋の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 天神橋の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像
天神橋の家(建築家:中尾 彰良

狭い部屋でも収納スペースを確保したい人は、ウォールシェルフがおすすめです。壁に取り付けて収納するウォールシェルフは、省スペースで設置できるうえに「見せる収納」としても活躍します。

ただしウォールシェルフにモノを飾るときは安全対策上、耐荷量に注意しましょう。指定された耐荷量よりも少し軽いモノをおしゃれに飾ると、安全に収納を楽しめます。

また賃貸で壁に穴を開けられない場合には、床と天井を利用した「つっぱり棒タイプ」や、簡単に修復できる「賃貸用のピンで固定するタイプ」のウォールシェルフを選びましょう。

シンプルなリビングにアクセントとして取り入れると一気におしゃれな空間を楽しめます。

1-4. 本の収納に役立つ「ブックシェルフ」

Rib (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 Rib (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 Rib (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像
Rib(建築家:御手洗 龍

本を収納するのに適したブックシェルフは、一般的にも多くの家庭で取り入れられている棚です。

本は数が増えるとかなりの重量となるため、まとめて収納するには耐久性が高くしっかりした造りが求められます。収納する本のサイズに合わせて高さを調節できるタイプや、カフェのように雑誌をディスプレイできるタイプなど、さまざまなデザインで本の収納を楽しめるでしょう。

また本以外にも、ちょっとした小物やインテリアをおしゃれに飾ってみても空間のワンポイントになります。

2. プロがデザインしたおしゃれな造作シェルフ9選

続いてはおしゃれなシェルフの事例集をご紹介します。部屋のセンスをグッと引き上げられるシェルフをお探しの場合にはぜひ参考にしてください。

2-1. 壁の空間を利用したブックシェルフ

Apartment, Higashiyama (建築家 : 澤田 航 ・ 橋村 雄一) の作品画像 Apartment, Higashiyama (建築家 : 澤田 航 ・ 橋村 雄一) の作品画像 Apartment, Higashiyama (建築家 : 澤田 航 ・ 橋村 雄一) の作品画像
Apartment, Higashiyama(建築家:澤田 航 ・ 橋村 雄一

こちらの住宅では壁の空間を利用したブックシェルフを設けました。上段のシェルフは壁に沿ってL字に曲がり、奥にあるキッチンの吊り戸棚とつながっています。キッチンを孤立させないように、ブックシェルフによってリビングとの連続性を維持しているのです。

またほかの家具と色彩を合わせて演出した統一感も魅力です。室内全体がまとまり、落ち着きのある空間に仕上がっています。

2-2. 自由自在な使い方ができるキッチンのウォールシェルフ

木箱 kibako (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 木箱 kibako (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 木箱 kibako (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像
木箱 kibako(建築家:御手洗 龍

こちらの住宅では「ステンレス×ウッド」で洗練された壁付けキッチンを採用。足下にも十分な収納スペースはありますが、さらに横長のウォールシェルフを取り付けて収納力をアップさせています。

よく利用する鍋や食器などをシェルフに置いておけば、作業スペースの邪魔をせずに出し入れする手間が省けるでしょう。

2-3. 家族が集まるリビングには壁掛けシェルフで思い出を飾る

上野桜木の家 (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 上野桜木の家 (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 上野桜木の家 (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像
上野桜木の家(建築家:御手洗 龍

縦に長い形をしたこちらの住宅では、階段を上がった先にリビングがあります。リビングは1日の中で何度も家族が集まる大切な場所。そこで壁掛けタイプのウォールシェルフを取り付けて家族の思い出や本、インテリアなどをたくさん飾れるようにしました。

あえてシェルフの横板の長さを揃えず、全体的にインパクトのある仕上がりにしています。

2-4. 湾曲した壁に取り付けたブックシェルフは本の収納にも◎

Rib (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 Rib (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像 Rib (建築家 : 御手洗 龍) の作品画像
Rib(建築家:御手洗 龍

ベッドの横にあるのは独創的なデザインが際立つ湾曲した壁。そしてキレイな弧を描いた壁には、同じく壁に沿うように曲がったブックシェルフを造作しています。

決して広くはない空間ですが、お気に入りの本や漫画、インテリアなどを置けば、そこは自然と自分だけの居場所となっていくでしょう。

2-5. ヘリンボーンの床×イエローの壁材×白いシェルフで北欧空間

「 T 」型のボリューム (建築家 : 保坂 裕信) の作品画像 「 T 」型のボリューム (建築家 : 保坂 裕信) の作品画像 「 T 」型のボリューム (建築家 : 保坂 裕信) の作品画像
「 T 」型のボリューム(建築家:保坂 裕信

北欧をイメージさせるヘリンボーンの床と、イエローのタイルが目を引くこちらのキッチン。壁や天井、シェルフなどを白で統一してまとまりを出しています。 電子レンジなどの置きたい家電や食器のサイズに合わせて、棚の高さを設定しています。

もし収納をオープンにしたくない場合は、カゴや箱を購入して収納に活用したり、シェルフ全体にカーテンをつけて隠すなどの方法もあります。扉をつけて隠すよりもコストを抑えられるので、ぜひ取り入れたいアイディアです。

2-6. 造作ならではの隙間にフィットしたスリムなシェルフ

SHIMOKITA BASE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 SHIMOKITA BASE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 SHIMOKITA BASE (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
SHIMOKITA BASE(建築家:伊原 孝則

こちらの住宅では2階の廊下にスリムなオープンシェルフを設置しました。後ろに壁がないため、シェルフ自体を少しだけ階段側に飛び出させ、廊下を広めに確保しています。

また収納した本が後ろに落ちないように、シェルフの横板を少しだけ立ち上がらせてストッパーにしている点も魅力です。

2-7. 木材の優しさをブラックスチールが引き締めるウォールシェルフ

yo2018- (建築家 : 光本直人+濱名直子) の作品画像 yo2018- (建築家 : 光本直人+濱名直子) の作品画像 yo2018- (建築家 : 光本直人+濱名直子) の作品画像
yo2018-(建築家:光本直人+濱名直子

こちらの書斎では、シックな机と合わせて黒いスチール素材を活用したウォールシェルフを取り付けています。この空間にメリハリがあるのは壁や天井の「白」と、机やシェルフの「黒」のコントラストのおかげ。

またシェルフを壁付けしているため、作業スペースを広々と確保できている点も大きな魅力でしょう。

2-8. まるでおしゃれなカフェのような壁一面の本棚

狭山の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 狭山の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 狭山の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像
狭山の家(建築家:中尾 彰良

床から天井まで、壁一面を使ったハイセンスなウォールシェルフ。お気に入りの本やインテリアを飾れば、まるでブックカフェのような空間に仕上がります。

テレビを置くスペースを作ったり、一番下の段は扉つき収納にしたりと造作ならではのアイデアが光っている点も嬉しいポイントです。

2-9. キッチンのオープン吊り戸で見せる収納を実現

天神橋の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 天神橋の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像 天神橋の家 (建築家 : 中尾 彰良) の作品画像
天神橋の家(建築家:中尾 彰良

オールステンレスのこちらのキッチンでは、シンクの頭上にオープン吊り戸を設けて抜け感を演出しています。モノをうまく飾って「見せる」ことで「魅せる」が叶うキッチンです。

乗せたモノが簡単に落ちないように、吊り戸の周りをブラックのスチールで囲んでいる点も工夫されているポイント。使いやすさやデザイン性のほかに、安全性も重視した造作シェルフといえるでしょう。

3. シェルフをおしゃれに使いこなす秘訣

パレット | Parette (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 パレット | Parette (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 パレット | Parette (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
パレット | Parette(建築家:伊原 孝則

どのシェルフであってもおしゃれに使いこなす秘訣は共通しています。それは収納するモノ同士の間隔を空けて、空間を楽しむ収納にすることです。

ぎゅうぎゅうにモノを詰めてしまうと圧迫感が出て、清潔感のない印象を与えてしまいます。一方で間隔を空けてモノを配置すると、一つひとつのインテリアがアート作品のように際立ち、おしゃれな雰囲気を作り上げるとともに部屋全体の印象にゆとりが生まれます。

またブックシェルフの場合も棚一面に本を詰め込んで図書館のようにしても素敵ですが、要所要所に空間を与えると視覚的に余白ができて、気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。

このようにただ収納するのではなく、空間を意識してモノを置くと格段にセンスアップした部屋に仕上がります。

4. おしゃれなシェルフと出会う3つの方法

ここではおしゃれなシェルフに出会う3つの方法をご紹介します。こだわればこだわるほど、理想のシェルフにはなかなか出会えないもの。シェルフ選びに困っている人は次の方法をぜひ参考にしてみてください。

4-1. 既製品を購入する

1つ目は既製品を購入する方法です。既製品ならイメージに合うおしゃれなシェルフを見つけ次第、すぐに自宅に取り入れて活用できます。

しかしサイズを正確に測らないとそもそも設置したい場所に置けなかったり、実際に自宅に置いてみてもなんとなくイメージが違ったりと、いくつかの懸念点もあるでしょう。せっかく理想のシェルフに出会えても、サイズが合わないと最初から探し直しになってしまいます。

既製品のシェルフを購入するならサイズを細かく測るほか、シェルフと部屋全体を見比べながら何度もイメージと照らし合わせることが重要です。

4-2. DIYする

2つ目の方法はDIYすること。シェルフの自作は、自分の家に合わせたサイズや色味などを自由に調整できる点が魅力です。

しかし作業に慣れていないと思ったより時間や手間が掛かってしまうため、「最後まであきらめずに作り上げる」という強い意志が必要です。

また、棚をつくって壁や床などに固定をする場合には注意が必要です。例えば「壁にオープンシェルフを取り付けたい」場合には、壁のどこにでも取り付けられるというわけではなく、壁の下地にきちんと固定しなければなりません。どこに下地が入っているかを見極めるのは素人では難しいので、業者さんに相談したほうが安心でしょう。

さらに金銭面においても注意してください。DIYは材料費のみで安価に作れると思いがちですが、初めてDIYする場合は材料費以外にもノコギリや測定器、ドライバーといった工具への初期投資が掛かります。もちろん揃えた工具や板材を収納しておくスペースも必要です。

このためDIYしたい場合には、シェルフのほかにもさまざまな家具を自分で作ると、長期的な目で見たときに理想的な空間をコスパ良く作れるでしょう。

4-3. 建築家に造作シェルフを依頼する

KW house (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 KW house (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像 KW house (建築家 : 伊原 孝則) の作品画像
KW house(建築家:伊原 孝則

3つ目の方法は、建築家に造作シェルフを依頼することです。

建築家といえば注文住宅の設計のみと認識している人も多いですが、実はインテリアのコーディネートや造作家具の依頼も請け負っている場合があります。既製品やDIYと比較すると高価になりますが、完全オーダーメイドで自宅の雰囲気と馴染むシェルフが手に入ります。

たとえばどのような隙間でもピッタリ合う収納が作れるため、小さな空間でも有効活用して収納スペースを確保できます。さらに子どもやペットがいるご家庭ではシェルフの角を丸くするなど、家族全員が安心して過ごせる工夫が施せる点も造作シェルフの魅力でしょう。

デザイン性と機能性をどちらも取り入れたい場合には、建築家へ依頼するのがおすすめです。

5. まとめ

既製品やDIYのシェルフでも、収納の仕方次第でおしゃれに見せられます。しかしサイズを細かく測ったり思ったよりも初期費用がかかったりと、自宅の雰囲気に合うお気に入りのシェルフを見つけるのは案外骨が折れるものです。

一方で造作シェルフを建築家に依頼すると、格段にセンスアップした理想通りのシェルフが手に入ります。建築家に依頼すれば、自宅にピッタリとマッチした造作シェルフを作ってもらえるほか、「ここに隙間が空かないようにしたい」などの些細な悩みも同時に解決できるのです。「既製品で良いものが見つからない」「壁一面を棚にしたい」「どのようなものが空間に合うかわからない」などのお悩みがある人は、ぜひ建築家やプロへの依頼も考えてみてはいかがでしょうか。

タイテルでは、専門家による相談を無料で受け付けております。もし判断に迷った場合は、ぜひお気軽にご相談ください。