注文住宅の支払いタイミング完全解説!新築の流れ必要な現金とは?

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注文住宅の家づくりを考えている方々から、このような質問や不安をよく聞きます:

「いつ、いくらの支払いをすればいいの?」

「どのくらいの現金を用意すればいいの?」

「いつまでに住宅ローンの手続きをする必要があるの?」

そのような方に向けて、注文住宅の費用の支払いタイミングのすべてを詳しく解説します。
まずはポイントのまとめです

  • 注文住宅の支払いタイミングは「土地の手付金」「土地の残金」「設計着手 / 完了」「着工」「上棟」「竣工」に分かれていて、依頼する相手によって合計 5~8 回の支払いが必要になります
  • 土地の支払いタイミング」は、売買契約書を結ぶときにまず手付金として 5~10% を、残りの金額はローンの審査が通った後に、土地売主に対して払うことが多いです
  • 設計の支払いタイミング」は、設計者を雇ってから建物が竣工するまでのあいだに、3~6 回に分割して設計料を支払うことが一般的です
  • 工事の支払いタイミング」は、着工時、上棟時(基本構造の完成)、竣工時(全工程の完了)の 3 回に分けて支払うことが多いです
注文住宅の支払いタイミングと費用の流れ

注文住宅の家づくりを始める前にお金の全体像を理解して、しっかりと準備をして家づくりを始められるようにしましょう。

この解説では、注文住宅の主なケースとして ① 土地探しから始める、② 住宅ローンを組む という前提で説明をしています。すでに土地を持っている・住宅ローンは必要ないという方は、設計者を雇う のパートからお読みください。

それぞれの家づくりで流れやケースが異なることもあるので、あなたの家づくりについて確認や相談をしたいときは 専門家への無料相談 を活用してください。

《目次》注文住宅で家を建てる費用の支払いタイミング:

  1. 1. 土地を決めるときの支払いタイミング
  2. 2. 土地の売買契約を結ぶときの支払いタイミング(現金が必要)
  3. 3. ( 1 回目の住宅ローンを受け取るタイミング)
  4. 4. 土地を買うときの支払いタイミング
  5. 5. 設計者を雇うときの支払いタイミング
  6. 6. 基本設計をするときの支払いタイミング
  7. 7. 実施設計をするときの支払いタイミング
  8. 8. (つなぎ融資の手続きをするタイミング)
  9. 9. 工事請負契約を結ぶ・着工するときの支払いタイミング
  10. 10. 基本構造完成(上棟)のときの支払いタイミング
  11. 11. (残りの住宅ローンを受け取るタイミング)
  12. 12. 全工事の完了・最終金額を支払うタイミング
  13. 13. 住宅ローンの返済を始めるタイミング