ギャラリーを営む施主の空いている倉庫に茶室を設計。
狭い空間ながら京間三畳隅切り炉に土間席を設け、壁を抜き茶室とつなげたキッチンには立ち水屋をつくった。露地には立ちつくばい付きの腰掛け待合を舞台のように配置しコンパクトながら十分にお茶事が出来る茶室空間に生まれ変わった。
また、施主が保存していた古い住まいの建具や式台も再利用して、復元再生も取り入れた茶室となっている。
場所: 東京都品川区
用途: マンションエントランス改装
施工期間:2015.02〜2015.08
施工会社:コンストラクション・マネジメント『雅グループ』
建築面積:25.7m2
担当: 唐須麻実