壁から屋根へと抜けていく空間
東京下町の住宅密集地に建つ、若い夫婦二人の住宅。
隣家のすき間に沿って開放した窓が、都市の上へと抜けていく。それは都市との関係、制約を1つ1つ確認しながら重層していった結果であり、
最上階では都市の暮らしを満喫することができる。天井高をおさえた1階から、高さ3.6mの白い壁に包まれる2階。そして窓の外に近隣の屋根瓦がつづく3階へと上に進むにつれ、縦に横にと開放されていく。
Project Data
プロジェクト名:Round Cell House
カテゴリー:住宅
敷地面積:50.22㎡
建築面積:36.45㎡
延床面積:97.2㎡
住所:東京都墨田区
規模:木造3階建て(一部鉄骨補強)